瀬戸・常滑の山茶碗

 

 

 


今日(6月18日)は月に一度の「日めくり俳句会」。

句会の度に、何らかの古物を持参し仲間内に披露している。
今回はかなり以前に買い求めた「山茶碗」。

「山茶碗」は鎌倉時代に瀬戸や常滑の山々で焼かれた無釉の焼き締め陶器。
穴窯ではあるが、重ね焼きして大量に焼成した。

 

 

 

 

 

 

積み重ねた最上部は、薪の灰が大量に積もって自然に釉薬が掛かる。
緑色や、たまには青みを帯びた乳白色(ナマコユと呼ばれる)が掛かったものもあるなど、自然が作った素晴らしい造型だ。
正に、炎の芸術と言える。

底は平らなものと、高台が付いたものもある。

 

 

 

 

時には裏側が美しいものもある。

表の底の部分が平なら、夏の茶碗として、抹茶を飲むのにも使える。

素朴だが使いこむほどに味が良くなる。

 

 

 


先ずは、酒器として使ってみよう。

嘱目吟で詠んだのが、
「父の日や独り酒酌む山茶碗」