「人体―神秘への挑戦―」展 @国立科学博物館
3月13日(火)~6月17日(日)

 

 

 

「人体」まさに自分自身の体なのに、考えたことが無かった。
この展覧会は人体を知り、考える良い機会だった。

 


万能の天才と言われるレオナルド・ダ・ヴィンチ(1452 – 1519)は絵画修行の過程で人体解剖学の正式な教育を受け、知識を身につけ、筋肉、腱など、人体の内部構造を描いた多くのドローイングを残している。

 


レオナルド・ダ・ヴィンチ
【右】「解剖手稿」より頭部断面,脳と眼の結びつき部分
1490-92年頃(イギリス・ウィンザー城王室コレクション)
【左】「解剖手稿」より消化管と腎臓、そして尿管部分
1508年頃(イギリス・ウィンザー城王室コレクション)

 

 

ヴェサリウスの革命的な解剖図譜『ファブリカ』
アンドレアス・ヴェサリウスは、16世紀の医学・解剖学者。

 

 


防腐処理のなかった当時、迅速かつ正確に自ら人体解剖を行い、従来の伝統にとらわれず自分の目で観察したままの人体の姿を解剖図譜『ファブリカ』に描き出した革命的な書物の初版本(1543年)を展示。

 

 

 

紙粘土製の人体模型「キンストレーキ」
名前の由来はオランダ語で「人工の死体」、高価な蝋製模型の代用としてフランス人解剖学者オヅーが開発したのがはじまり。

 

 


写真右は、加賀藩の蘭学医がオランダ海軍の軍医から購入したフランス製。
日本国内に現存するキンストレーキはわずか4体ですがそのうちの2体を本展で展示。

 

最新顕微鏡写真。
最先端の映像技術は生きたままの体内を色鮮やかに映し出す蛍光顕微鏡や、超ミクロの世界を立体的にとらえる電子顕微鏡など、これまでの価値観を劇的に変える装置が次々と生み出されている。

 

 

【左】腎臓の「糸球体」
©甲賀大輔・旭川医科大学/日立ハイテクノロジーズ/NHK
【右】精巣の「精細管」
©甲賀大輔・旭川医科大学/NHK

 

カラフルな写真ということもあるが、人間の臓器が神秘で美しいことに驚く。
人体のミクロの世界から宇宙空間の様な無限の広がりを感じた。