能面展@偕楽園公園センター

 

 

 

会期は今日(4月8日)までとなってしまったが、第17回「能面展」が開催されている。

 

 

 

会場の偕楽園公園センターは茨城県護国神社の鳥居と、陶淵明のお堂が在ったといわれる通称・丸山の脇である。

 

 

会場の解説文に能面は「彫る」と言わず「打つ」という、とあった。
今は亡き友人Nさんが「若かりし頃、能面を打っていた」と話したのを思い出す。面打ちは、古い面を模作するのではなく、室町~桃山時代にかけて完成した型の外感から内面まで全てを「移す」ことなのだとか。

 

 

木目の詰まった「檜」の原木から完成までの過程が順次展示してある。

完成品が見た目より、かなり薄く軽いのに驚いた。

 

面を顔に当て、掛けると言うそうだが、四角く開けられた穴から覗くと、あまりにも視野が狭い。
これを「離見の見」というそうで、対象を深く見ることにつながるらしい。

 

私事だが、左目が緑内障だ。
面を掛けて見ると、通常は右目が補っているが左は全く見えない。

 

 

 

これらの作品は「NHK文化センター」の教室の皆様方の展覧会。
どれもが、素人の作とは思えない。
すべからく、大切なのは努力のようである。

 

 

 

会場を後に公園側に回れば、付け替えられる前の桜川の跡。
70年前は、この辺りから流れは急角度で折れ曲がり、足元の砂利が透けて見えるほどの清流だった。