「アンディ・ホープ1930」展@ラットホールギャラリ-
3月22日より5月20日まで
「アンディ・ホープ1930」とは奇妙な名前だが、勿論、実名ではない。
1963年ドイツ生まれでベルリン在住の美術家。
1930年が美術の世界の転換期と考えていることに拠るようだ。
今回の個展は日本で初めてのこと。
会場は南青山の「ヒステリックグラマー」地下の「ラットホールギャラリー」。
3月22日午後6時からオープニングレセプションがあるのを知り、作家と作品を知る機会と期待を胸に訪れた。
地下ながら、外光が十分に入るガラス張りの空間に、新作のペインティングと立体作品が展示されていた。
ポップで楽しい作品ばかりだ。
画廊の資料に拠れば、そう単純な話しではないらしい。
文末に概略を引用してあるが、かなり複雑。
参加者は外国人や画廊の関連の人達が多いように思えた。
南青山という街ならでの、お洒落な人も多い。
ブルー系のシャツとジャケット。
ステッキを持ったジェントルマン。
銀座で画廊を経営されている、スコットランド人だった。
特設のバーカウンター。
森永さん北村さんとも再会が出来た。
●ギャラリー発表による資料には、
『2017年にヴェネチアビエンナーレで発表された《Vertical Horizon》やロメックスギャラリー(ニューヨーク)で発表された《#believe》から始まった、彼独自の未来表象をさらに展開した作品。
ゴミ箱を通して宇宙を覗き込むようなペインティング作品。
《#believe II》に見ら一連の新作は、世俗的な面と形而上学的な面、そして技術の精巧さと表面上の拙さが同居している。《We need the old magic》は、黒く歪みのある四角形の中に「電気羊」がどこか素朴で拙く描かれており、「絵画の零度」という概念に挑戦しようとしているかのよう。「電気羊」はフィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を想起させる。
《Subprime VI》や《Subprime VII》は、債権やローン、デリバティブを組み合わせた証券化商品、いわゆる債務担保証券(CDO)になぞらえた彼の「CDOシリーズ」に連なる。
「CDOシリーズ」は、金融市場のチャートやダイアグラムといったフォーマットを、抽象絵画のボキャブラリーや格付用語(「サブプライム」など)を交差させ、将来を担保するための行為である「投機」に焦点を当てている。』
●1月20日午後8時から、南青山のレッドシューズで森永博志さんが68歳を迎える誕生パーティーが開かれた。
ゲストに迎えたヒステリックグラマーデザイナーの北村信彦氏にデザインや商品に関する質疑やロックンロール談義、互いが作詞したものを交えた和モノDJバトル。
さらには、ベリーダンスやさらに数名のゲストのパフォーマンスなどもあって、深夜まで盛り上がった。
その際「ラットホールギャラリーはファッションとアートをリンクさせる場所」との話もあって、後日に訪ねた。
残念なことに、年に数回の企画展以外は閉廊だが、間もなく企画展が開催されることを知り心待ちにしていた。














