賣茶翁の水羊羹 @仙台市青葉区春日町

 

 

初めての八戸だったが「ビストロ ポ・デタン」の三浦祐紀さんと再会し、食事が出来た。翌日は水戸に戻るのだが仙台市博物館の「空海と高野山の至宝」展を観ようと仙台で下車。駅前で「ダテバイク」と云う貸自転車システムで電動自転車をレンタル。

 

 

仙台市博物館に向かう手前、桜か丘公園の近くに黒の板塀に囲まれた、老舗の和菓子店「賣茶翁」が在る。看板商品の『みち乃くせんべい』が有名だが、各種の和菓子が揃っている。

出店なし、通販・ネット無し、電話番号も掲載しない。

今の時代に逆らった営業方針は魅力だ。

 

 

 

点心の看板。

禅語に由来するのだろうが、菓子や軽食など。

 

 

玄関わきに石仏。

 

売り場奥の座敷で、買い上げのお菓子を食べることが出来る。

抹茶もあるが、ほうじ茶は無料。

 

狭い座敷だから、席が空いているとは限らない。

運よく座れた。

 

 

床の間。

 

 

香炉は煎茶を燻す。

 

 

青梅の水羊羹、爽やかな味と香り。

 

●店名の由来となったのが売茶翁(ばいさおう) 16751763

自ら茶道具を担い、京の大通りに喫茶店のような簡素な席を設け、禅道と世俗の融解した話を客にしながら煎茶を出し、茶を喫しながら問答したという。

 

 

茶翁像(部分)若冲筆 絹本著色

 

同じ路地に亀田窮楽(かめだ きゅうらく)と云う人が在り、酒樽を抱えていたというほどの飲み手だが、売茶翁との交流が在ったという話を『近世奇人伝』が伝えている。