大佛茶廊の桜「大佛次郎を歩く・其の4

 

 

 

ストレイシープの世田さんの紹介で鎌倉の「大佛茶廊」を訪ねたのが35日で、「鞍馬天狗」「天皇の世紀」「赤穂浪士」「大仏炎上」などの作品で知られる作家、大佛次郎(おさらぎじろう)の別邸跡を茶廊として週末の土曜日・日曜日に限って営業している。

 

 

 

若宮大路の路地裏に隠れ家的に佇む、大正8年に建てられた茅葺き屋根の邸宅と程よく手入れされた庭園で抹茶や珈琲・紅茶なども戴ける。

鎌倉ビールもメニューにあるのは嬉しい。

 

茶廊主の野尻 芳英さんは鎌倉の地をこよなく愛した作家で、鎌倉の景観保護に尽力した大佛次郎(本名:野尻 清彦)のお孫さんにあたる。

 

営業は土日祝日の正午前より日没まで、というユニークな営業日時。

11時半頃に到着したので、一番乗りで入店出来た。

お蔭で、幾らか話を伺うことが出来て「桜の頃も良いですよ」とのこと。

 

3月末には開花と思ったが、その後の冷えで開花が遅れ489日辺りが見頃と聞いて9日に出掛けた。

生憎の小雨ではあったが、週末のみ営業だから致し方ない。

 

 

若宮大路は「鎌倉まつり」とやらで大賑わいだが、通りを僅かに入っただけで清閑な別世界だ。

 

 

 

枝垂桜・ソメイヨシノ・山桜など。

 

シャクナゲ。

 

 

ツツジでしょうけれど、名前は?

 

 

白磁の徳利に「黒椿」

真紅の濃い色なので「黒椿」と呼んで良いのではと思いますが、珍種と思います。

 

 

 

ガラスケースの中に鎌倉の景観保護に尽力した大佛次郎の資料などが展示されてある。

図書約36,000冊・雑誌約58,000冊特別資料(自筆原稿・自筆資料・書簡等)美術、台本や地図等の関連資料、遺品等 約17,000点は横浜市に寄贈され「港の見える丘公園」の「大佛次郎記念館」に収蔵されている。

 

 

 

総数7万点を超す所蔵品は季節ごと・テーマごとに公開され

ている。

 

 

 

抹茶には、鎌倉・美鈴の生菓子がつく。

コーヒーや紅茶には、東京、永福・CQLの焼き菓子が。

 

お値段は、高そうに感じますが、文化財の庭と建物。

ゆったりと流れる時間を考えれば、お安いかも。

日常の街のコーヒー屋さんとは比較になりません。

文化財を守り維持する努力に感謝です。

 

 

 

トイレの中の「手水鉢」さすが、文化財の建物。

手入れも大変でしょう。

 

 

 

玄関から門を眺める。

石畳を含め、味わい深い。

 

 

 

路地を挟んで反対側に旧大佛邸本宅。

この2階に書斎が在ったようです。

 

 

往時の書斎の写真。

この状況は「港の見える丘公園」の「大佛次郎記念館」に再現・展示されている。

 

「大佛茶廊」HP

http://www.1938.jp/osaragi/3.oshinagaki.html