「東慶寺・仏像展2017」@東慶寺・松ヶ岡宝蔵

24日~416

 

 

 

 

「駆け込み寺」としてしられる東慶寺は女人救済の尼寺として明治に至るまでの600年間、縁切り寺法を守ってきた。

 

明治38年(1905)釈宗演(1859年-1919年)が住職となって、禅の道場に変わった。釈宗演の弟子にあたる鈴木大拙(1870年-1966年)は禅を世界的に広めた功労者として著名である。

昭和16年(1941)に住持した井上禅定は鈴木大拙の収集した仏教書や寺伝来の 離縁状など縁切り文書を収めた「松ヶ岡文庫」を寺内に創立した。

 

文庫はその後「松岡宝蔵」と拡充されて公開されているが、年に一度の特別展が24日~416日まで松岡宝蔵にて開催されている。

 

 

 

宝蔵の入り口。

 

 

 

「水月観音菩薩半跏像」

 

通常は「水月堂」に安置され通常は公開されず、申込みによる拝観のみ。

特別展の期間中は「松岡宝蔵」に出陳。

像高わずか34cmの観音さまだが、鎌倉一の美しい仏様と言われている。

 

 

 

通常の「水月堂」祭壇。

中央の円窓に鎌倉時代の「水月観音」。

左に「南無仏太子」(聖徳太子の二歳像)。

右に「誕生仏」(後藤清一作)

額は鈴木大拙の書。

 

今季の特別展では「松岡宝蔵」内に3体が別々に。

 

 

「南無仏太子」

 

 

 

後藤清一作「誕生仏」

昭和16年の作だが、微笑をたたえた童顔の面相は白鳳時代を思わせる。

 

 

 

新薬師寺の「香薬師如来立像」

何度か盗難にあい戻ったが、昭和18年に盗まれてから行方は分からない。

佐々木茂索が、「香薬師如来立像」の“石膏型”を所持していた。

現物から石膏型採りしたのか、ともかく本物と変わらぬ出来ばえで、それを基に復刻された像。

 

 

 

本堂前の「宝塔」と枝垂れ桜。

 

 

「本堂」

 

 

 

花に囲まれた誕生仏。

本年、48日の「灌仏会」花に囲まれた誕生仏(東慶寺のHPより)