東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展@茨城県近代美術館

明日(42)まで

 

 

 

 

1階の常設展示場を特別展の会場に。

 

 

 

唐招提寺境内の「御影堂」は「鑑真和上坐像」を奉じる仏殿で通常は非公開。

 

元は、興福寺の別当坊だった一乗院宸殿の遺構で、明治以降は県庁や奈良地方裁判所の庁舎として使われたものを昭和39年(1964)に唐招提寺に移築復元し御影堂としたもの。

移築・復元に際し東山魁夷が10年の歳月をかけて障壁画全68面を描かれた。

 

平成27年(2015)から「御影堂」の大修理事業が始まって「鑑真和上坐像」は新宝蔵に遷座した。

 

 

 

改修工事に伴い、障壁画全68面を移動することになり茨城県近代美術館で公開する貴重な機会となった。

 

1階の常設展示場を特別展の会場の内部、柱や梁など本物の様に見える。

間接照明は作品を浮き上がらせる幻想的。

 

 

唐招提寺御影堂障壁画 山雲(部分)

昭和50 唐招提寺蔵

 

 

唐招提寺御影堂障壁画 濤声(部分) 昭和50 唐招提寺蔵

 

 

唐招提寺御影堂障壁画 揚州薫風(部分) 昭和55 唐招提寺蔵

 

第2室には

障壁画を描くにあたって、日本と中国各地を巡り取材を重ねたスケッチや下図、試作を紹介し、完成にいたる制作過程を偲ぶことが出来る。

 

東山魁夷の渾身の作、と云うべき執念を感じた。