クラーナハ展―500年後の誘惑@国立西洋美術館

20161015日(土)~2017115日(日)

 

 

国立西洋美術館で開催されている「クラーナハ展」

クラーナハはどのような人なのか?

テレビなどで紹介されているが、とにかく観ないことには、ともって参上。

 

ルカス・クラーナハ(父、1472-1553年)は、若い頃にウィーンで絵画修業を終えた、西ヨーロッパで強大な力を誇った神聖ローマ帝国のザクセン選帝侯に見出され、専属の宮廷画家。

大型の工房を運営して絵画の大量生産を行うなど、先駆的なビジネス感覚を備えていたこと。

 

マルティン・ルターとも親交があり、宗教改革にも深く関与したこと。

 

等が分かった。

 

 

 

ルカス・クラーナハ(父)《マルティン・ルターの肖像》

1525年、油彩/板、ブリストル市立美術館

 

 

この画家が有名なのはユディトやサロメ、ヴィーナスやルクレティアといった物語上のヒロインたちを、特異なエロティシズムで描きだしたこと。

 

艶っぽくも醒めた蠱惑的な女性像は、当時の人達ばかりでなく後世の人々をも強く魅了する。

 

 

 

 

ルカス・クラーナハ()《ヴィーナス》1532 シュテーデル美術館蔵

 

 

ルクレティア

 

ルカス・クラーナハ(父)《ホロフェルネスの首を持つユディト》

1530年頃、油彩/板(菩提樹材)ウィーン美術史美術館

 

 

ドイツでは15世紀後半から木版画や銅版画がいち早く発達した。

 

今回の展示でも、クラーナハをはじめ、デューラー、メッケネム、ショーンガウアーなど、同時代のドイツ人巨匠達の版画が比較展示されている。

 

クラーナハ展

https://youtu.be/hsTNFkI5a6w