チープ・シック

 

 

 

ファッションビルの中の「寸法直し」的な面もあって開店した「直し屋」だが、「古い物を大切に」「シンプルに生きる」を提案する店にしたいとの願いも有った。

それらを実践する幾つかのキーワード、服(着るもの)・暮らし・豊かさ・美とは、など響を受けた本や著者として、

 

 

『ファッション化社会』(浜野安宏・1970年)

 

社会の全てがファッション化していくだろうとの、予想は現実のものに。

 

『質素革命』 (浜野安宏・1971)

 

地球環境と都市文明を調和させ、ライフスタイルの実顕的探求。

ライフスタイル・デザインによる地球との共生、産業構造革命までも視野に。

 

『もっと美的に暮らしたい』21世紀ブックス(水野正夫・1977年 主婦と生活社)

 

服飾の分野にとどまらず、やきものから箸まで、生活全般にわたって日本の良さを紹介。

 

『着こなしてますか』(水野正夫・1978年、鎌倉書房)

 

着るということの合理性を常に考え、服は流行に左右されない本質の部分が大切で、流行の部分を少し加えるという基本を説いている。

 

 

『チープ・シック』《1977年・カテリーヌ・ミリネア (),  キャロル・トロイ (),  片岡 義男 (翻訳)

 

翻訳書だが、サブタイトルのように「金をかけないでシックに着こなす法」

民族服・軍服・古着など幅広い衣類を対象としている。

図版が多く見易い。外国ではあるがリサイクルショップなどの住所録も。

 

 

小さな店だが、単なる「お直し屋」ではなく、生活全般に対して提案する店。

として存在したい。との気持ちは常に持っていた。