向ヶ岡と忍ケ丘 @史跡見学会

 

 

「第24回芸工展参加企画・修復のお仕事展16ワークショップ」1015日の「加賀藩・富山藩コース史跡見学会」の後半は。

不忍池を挟んで二つの岡が対峙した景観を「向ヶ丘」から辿ってゆく。

 

《向ヶ岡》水戸藩・駒込邸、加賀藩上屋敷、加賀藩の支藩である富山藩辺り。

《不忍池》(洞庭湖・琵琶湖などに見立てる。)

《忍ケ丘》寛永寺(現在の上野のお山一帯)

 

 

旧加賀藩前田邸の懐徳園・育徳園から下り、旧富山藩邸・現在の東大病院に。

 

ベルツの庭石。

ドイツ人の医師・エルヴィン・ベルツ博士(1849-1913)の住居に在った伝えられる庭石。

戊辰戦争の時は、この辺りに官軍が大砲を据え、上野の彰義隊と対峙した。

 

 

 

更に下って「池之端門」を出ると直ぐに「境神社」

正に「向岡」と「忍岡」の境界。

 

 

その直ぐ脇が「横山大観記念館」

何時も上野駅方面から訪ねるので分からなかったが、東大病院の真下。

今では大観記念館から不忍池の湖面に映る月を望むべくはないが、建設時は良く見えたことであろう。

 

水月ホテル鷗外荘。

敷地内に明治の文豪・森鷗外の旧居が保存されている。

 

 

 

彫刻家・平櫛田中(ひらくしでんちゅう18721979)の旧居兼アトリエ(台東区上野桜木2203)。

「修復のお仕事展‘16」「しまう」の会場。

 

「しまう」を統一テーマに油絵修復・建造物保存活用・染織品修復・陶磁器修復・東洋書画修復・文化財保存支援など14の団体・個人の展示。

 

分野ごとに「なるほど」と感じる展示が沢山あった。

 

今回の「史跡見学会」を主宰して戴いた原祐一さんも「埋蔵文化財公開・活用」 を展示されていたのを拝見。

 

今回の見学会はここで解散。

 

 

原さんのFBによるこの日のルートマップ。

 

散会後、忍ケ岡からの眺めを確認。

 

清水観音堂の下から「弁天堂」更には「向ヶ丘」を望む。

大きなクレーンなどは建設中の東大病院。

 

東京国立博物館は金曜日なので夜間も開館。

本館前の庭では「野外上映会」が開催されていた。

 

 

清水観音堂の上に秋の月が。

「向ヶ丘」から不忍池に映る月影を愛でたことだろう。

 

今回は説明を聞きながら歩いたので理解がより深まったが、建築物がやたら増殖し、想像にたよる部分がかなり必要であった。

 

原先生、有り難う御座いました。