「鈴木其一 江戸琳派の旗手」展@サントリ―美術館
桃山時代後期,本阿弥光悦、俵屋宗達に始まり、尾形光琳、酒井抱一と続いた「琳派」は鮮麗な色彩や金泥・銀泥を巧みに用いた装飾的な画風で日本を代表する美術様式。
江戸時代後期に酒井抱一の弟子として、代作もしたと言われる鈴木其一(きいつ)(1796~1858年)の展覧会。
NHKの「日曜美術館」を展覧会の前後に観たので、その影響もあるが、近代日本画の先駆け、で現代においても通用する画家・絵師であったと思う。
「朝顔図屏風」(メトロポリタン美術館所蔵)部分
今回の展覧会の一番の見どころ。
「風神雷神図
テレビでは「朝顔図屏風」との構図の共通点なども取り上げていた。
「富士千鳥筑波白鷺図屏風」(二曲一双・江戸時代後期)。
江戸からの眺めた風景は「西の富士・東の筑波」と言われた。
富士山ほど大きくは望めないが、王子あたりからは今でも見られる。
この作品は僕が見に行った時は展示されてなく、テレビの映像だが、大胆な構図で茨城の人間にとっては嬉しい。
「夏秋渓流図屏風」(部分)
これも現代的、流れの姿は琳派的であるが、新境地。
解説者は若冲に次ぐ、様な発言もあったが、若冲の多彩な技法や表現には及ばないように思えた。
サントリー美術館のある、「ミッドタウン」は防衛庁の跡地。
50年前頃、この辺りに勤務先が在ったので毎日通った。
住宅地で店などない状態だったが、様変わりだ。
当時から在ったという「檜木町公園」を見渡せる。
再開発などに際し、広い緑地公園を含め、ゆとりある土地計画は必定だ。










