市立中央図書館が,耐震化工事を行うため平成30年3月まで業務を休止している。中央博物館と建屋は一緒だから、かなりの時間がかかるのだ。
と云う事で、久し振りで水戸市立西部図書館に。
平成4年(1992)4月の開館で24年を経過しているが、古さを感じさせない素晴らしい建物だ。あちこち傷みが生じているが、手入れ次第でまだ十分に使えそうだ。
新居千秋の設計で、1993年 に 第18回吉田五十八賞を受賞した名建築だ。
ヨーロッパのお城のような外観。
敷地を周遊する回廊。
屋根付なので、散歩コースとして雨でも利用されている。
2階まで吹き抜け。
最上部にはガラス窓で、採光や空調に役立っている。
円を描く壁は書棚で、若干幅が狭いので、体をくるまれる感覚になる。
2階に「佐川文庫」。
故・元水戸市長・佐川一信氏から寄贈された蔵書が収蔵されている。
●佐川一信(さがわかずのぶ、1940 - 1995)は、1984年から93年まで水戸市長を務めた。短期間に多くの仕事を成し遂げた信念の人。
図書館行政にも力を入れ、中央図書館のほかに、東西の地区図書館を設けた。
平成 28 年4月1日から水戸市立東部図書館 、西部図書館 、見和図書館 、常澄図書館、内原図書館に関して指定管理者制度が取り入れられた。
九州の某市の例もあるので委託については心配した。
偶々、館長さんが居たのでお伺いすると、件の会社ではなく、全国で300の館の運営に携わっている会社らしい。
図書館を商売と考える会社ではなさそうなので、安心した。
佐川一信さんが信念を持って取り組んだ図書館ゆえに、その精神を受け継いで地域の拠点として益々の発展を願う。










