己高閣・世代閣@長浜市木之本古橋

湖北の観音様を訪ねる 其の7

 

 

今回の旅の発端「渡岸寺(向源寺)十一面観音」の隣に「高月観音の里歴史民俗資料館」が在り、湖北の文化財を見学する際の基礎的な知識を深める場なのだが、残念ながら月曜日は休館。

  
 

「西野薬師観音堂(充満寺)」に。

湖北は集落の数に匹敵するほど多くの観音様が伝わり「観音の里」と呼ばれる。

多くは集落の人達によって受け継がれ、維持管理されている。

従って、事前に携帯電話で連絡をとり、御堂を開けて頂き拝観するところが多い。

西野薬師観音堂@長浜市高月町西野も同様なのだが、掲載された番号呼び出し音は鳴るが出ない。次なる目的地の「己高閣・世代閣」に着く頃、携帯に「携帯を置き忘れ、申し訳ありませんでした、」と丁寧なご連絡、「既に、別なところに向かっていますので」と残念ながらお断りしたが、誠意ある姿に恐れ入った。

  

己高閣・世代閣(ここうかく・よしろうかく)@古橋地区

 

己高閣はかつて己高山に構えていた山岳仏教の寺々(100以上の載堂宇が在ったと言われる)が次々に廃された寺宝を納めるため、昭和38年に建てられた滋賀県で最初の文化財収蔵庫。


 
  

 鶏足寺の十一面観音をはじめ、数々の重要文化財が収められている。

世代閣は、平成元年秋に開館され世代山戸岩寺の薬師如来立像をはじめ多くの仏像仏画や古文書類が収納されている。

 

二つの建物は隣り合わせで、地元の人達が鍵の開閉や案内をしてくれる。

 
 

敷地には「大日堂」

 
 

神宮寺であろうが、名前は失念。

  

数多くの五輪の塔などは、山中に在ったものをまとめたらしい。

 

無住や廃寺になった寺の観音様や石塔など、住民たちは宗派の枠を超えて今に守り通している。

 

この旅では、地元の人達の深い信仰心と優しさや絆を何度も感じた。