長勝寺 @潮来市潮来428

  

茅葺の屋根が独特の形を持つ潮来の長勝寺を訪ねるのは長い間の夢だった。

潮来までは1時間も有れば行けるのに、縁が無かったのだ。

 

Tabi-ぶら」で「潮来の初夏の一日」(平成28625日)の企画に急遽参加することに、この会の楽しさに嵌って3回連続で参加することが出来た。

 

この日は、西蓮寺~二本松寺~大生神社・延命院~アヤメ園と巡ってのファイナルステージだったが、しめくくりにふさわしいお寺さんであった。

 

 

長勝寺山門

アヤメ園からほぼ直線の参道を歩むと、この山門に。


 
 
  

楼門

禅宗様式で、山門から本堂まで直線に伽藍が配置されている。

 

 
  

本堂

念願であった茅葺の本堂にご対面。

奇妙な造形、独特の屋根の形だ。

 
  

軒下から眺めれば茅の厚さが良く判る。

部分的に茅が薄くなってしまったところもあり、早急な対策が必要だが、文化財の補修は、簡単にはゆかないらしい。

 
 

国指定文化財の銅鐘がつられている鐘楼。

 

本堂に入り諸仏に参詣し、本尊の阿弥陀如来及び両脇侍像・大迦葉立像等について和尚さん、山本さんより説明を受けた。

 

和尚さんは如何にも禅宗の僧、軽妙洒脱な話で、仏教や仏像について話された。

説教がましくなく、淡々としかもユーモアをそえて。

 

  

 

水戸光圀も御成りの書院で抹茶を頂く。

元禄年間から約300年、幕末の騒乱に巻き込まれ、第二次大戦の空襲にも合わず、東日本大震災にも耐えた本堂・庫裡・書院。

 
 

 
 
 
 

歴史ある庭園は見事。

 
 

和尚さんの孫娘さんまで、家族的な接待を受けた。(江原 広美さん撮影)


 
  

抹茶を戴いたのち、再度、和尚さん登場。

幕末の騒乱に巻き込まれた話から、戦後の一時期は小学校の教室代わりに使用された話など、次の世代に伝えたい貴重な話を御伺いした。

 

歴史ある建物で戴くお茶と、ゆったりと過ごした時間はこの日の白眉。

小雨のぱらつき程度で天候にも恵まれ、充実した旅でした。