偕楽園に行く途中、水戸市元山町の民家に彫刻とフラワーポットが置かれている庭が気になっていた。
声をかけては入ろうと思ったが、無断で奥まで行ってみた。
その気配を感じたか、ご主人が出てきた。
彫刻家・森山 元國さんの自宅だった。
森山さんの父親・森山朝光(1897-1962)さんも彫刻家。
山崎朝雲に師事し、日本伝統木彫の刀技を生かした穏健な木彫作品制作した。
昭和32年日展会員に推挙され、木彫界の中堅作家として嘱望されたたが、65歳で亡くなってしまったので、知られている作品は少ない。
調べてみたら、常陸太田出身の実業家・梅津 福次郎(1858年~1942年)の胸像等も制作している。梅津は函館で活躍し、地元の太田に役場(現・梅津会館)建設の費用を寄付した。
梅津 福次郎 木彫・1944年
森山 元國さんは1939 年に生まれ 1958 年 茨城県展初入選 。
1961 年 茨城大学卒業/日立電線(株)入社。
1969年 茨城県展(美術館長賞)
1994年 茨城彫塑作家展(現在MITO彫刻展) :一陽会会友。
この様な経歴ゆえに彫刻で糧を得ることなしに、生活を楽しむ暮らしをされているのだろう。
通りがかりの人が楽しめる空間は素晴らしいことだ。




