清音禅寺@城里町大字下古内

  

鶏足山を下山し徳蔵寺を経由して清音禅寺に。

禅臨済宗南禅寺派の寺院でいかにも禅寺と云う趣がある。

  

(案内看板)

弘法大師草庵を構え等の伝承が在るにしても、文和元年(1352)に佐竹義篤が復庵禅師(ふくあんぜんじ)を招請し、父・貞義の菩提寺として太古山獅子院清音禅寺を開山した。

  

宝篋印塔(石造)墳墓三基

 菩提 常陸守佐竹貞義公 開山 復庵大光禅師

 

佐竹氏秋田へ移封後に衰えたが、徳川光圀も来遊し名吟其の他などを残す。

  

この辺りは茶畑が多く茶の名産地として知られるが、起源は清音禅寺といわれ、境内には茶畑もあり、「古内茶発祥の地」の碑もある。

 

明治維新の際に衰え、名宝四散し、昭和十五年に第二次大戦で罹災。

昭和二十六年再興、 同三十二年一応整備成る、と記されている。

 

往時の隆盛を偲ぶべきものはないが、山門の礎石の上に立ち、周囲の山を見渡せば、往時は大寺であった状況が良く判る。