鶏足山のミツマタ@東茨城郡城里町上赤沢地内

 
 

「花がそろそろ咲くようなので、三椏(ミツマタ)の群生地に行ってみませんか」とお誘いを受けた。

ミツマタは楮(コウゾ)と並んで和紙の原料だが、庭木としても植えられている、ことくらいは知っていた。内原カタクリの群生地はいったが、ミツマタは聞いたことが無かった。

 

山登りが趣味のSさんの話、山歩きは自信がないから幾らか不安だ。

8時半に水戸市岩根のご自宅に伺い、其処からSさんの車に。

 

走ること約3040分、城里町上赤沢の「鶏足山」登山口の駐車場に到着。

既に何台か駐車していた。

弘法大師に所縁のある山とある

今は、中高年の登山が人気らしく、何組か先着がいた。

  

鶏足山の三椏が知られるようになったのは最近のこと。

戦時中、紙の不足を危惧して三椏を植えたが忘れ去られ、平成16年に杉の間伐をした際に、再発見されたことからだ。

  

幾つかの登山ルートが有ったが、一番やさしいコースを選択してもらったのだが、それでもかなりの山道。

  

「藤井川の源流」と表記に在る湧水も。

 
  

40分位で、ありました、三椏の群生地。

鶏足山の裏側、茂木町との境界に近い場所。

上から見ると白っぽいが、下から見上げた花は黄色い。

幾らか赤みもある。

三椏はジンチョウゲ科のミツマタ属。

従って、沈丁花のような甘い香りがする。

 
 

更に、谷1つ全部に広がっていた。

これは、名所として植え広がらせた感じがした。

  

マンガン鉱採掘跡。

明治11年(1878)に採掘された、との説明が。

マンガンは乾電池などに使用される金属。

  

群生地から沢沿いの登山道を抜けて、鶏足山の山頂を目指す。

 
  

鶏足山山頂、標高430m。

弘法大師が祀られていた。

  

周囲に高い山が無いので、筑波や水戸辺りまで見通せる。

まさに絶景かな。

気象条件によっては富士山まで見えるとか。

  
 

尾根伝いの奥に護摩焚石。

 
  

鶏石。

 

なだらかなルートを通って無事下山。

400mの山頂を極めたこと、ミツマタの群生と花を見られたことに大満足。