水戸の六名木 @弘道館公園

 

 

水戸の偕楽園は岡山市の後楽園、金沢市の兼六園と並んで日本三名園の一つに数えられてきた。

偕楽園には1003000本の梅が植えられ、今年で120回を数える「水戸の梅祭り」(220日~331日)には大勢の観光客が訪れる。

 

梅の開花時期は探梅(早咲き)、賞梅(中期)、彼岸あけの送梅(遅咲き)と品種は多期に渡る。

園内にあるすべての品種を調査・研究。花の形・香り・色などが特に優れているものを6品種選び、昭和9年「水戸の六名木」とした

 

①烈公梅(れっこうばい)②江南所無(こうなんしょむ)③白難波(しろなにわ④ 柳川枝垂(やながわしだれ)⑤虎の尾(とらのお)⑥月影(つきかげ)  

 

水戸と云えば「偕楽園」を連想するだろうが、「弘道館」とは甲乙つけ難い。

弘道館は天保12(1841)、偕楽園が天保13(1842年に第9代藩主・徳川斉昭より開設されたので、ほぼ同じ時期だが、弘道館には正門や正庁など創建時の建造物(国の重要文化財に指定)が遺されている。

 

僕のお勧めは、佐竹時代に遡る旧城址の一画弘道館公園。

弘道館内にも「水戸の六名木」が有ると聞いて訪ねた。

 

先週と今週、雪がちらついたり積もったりしたが、暮れから正月にかけて暖かい日が続いたために開花時期は大幅に早いようだ。

 

偕楽園には「六名木」植えられているが、弘道館で見つけたのは、

 
 
 

江南所無(こうなんしょむ)

遅咲き 明るい紅色の大輪。

徳川光圀の師であった中国の儒学者・朱舜水が日本にもたらしたといわれる。

未だ咲いていませんでした。 (奥の木)

 
  
 

烈公梅(れっこうばい)

中咲き 薄紅色の大輪。一重咲きで、丸い花弁の一枚一枚が離れている。

水戸にしかない品種という。

咲き初めています。

  

虎の尾(とらのお) 

やや早咲き 八重中輪。ガクが淡紅色、つぼみの開き始めは薄紅色でやや尖っている。五分咲き以上、見頃です。

 
 

品種は分かりませんが、見頃です。

 

 

今日は131日。

弘道館の梅の花の開花率は20パーセント位だろか。

早咲き・中咲き・遅咲きと種類が多岐にわたるから、桜のように一斉にと云うことが無いにしても、地球温暖化の影響で年々早くなっている。

 

梅祭り(220日~331日)の会期を1周間~10日程度早められないものだろうか。梅は早咲きの花を探す「探梅」の楽しみが多きい。

桜と違って、満開の絢爛さを眺めるより、一輪の花を愛でるもの。

 

3月下旬になれば桜は咲くし、房総半島のお花畑に人は流れる。

何れにしても、年間に渡って訪問客の多い「偕楽園」「弘道館公園」であることを願う。広報や園内の樹木や草花の選定により十分可能に思う。