水戸市袴塚に酒饅頭の美味しい店が在ったが、いつの間にか更地になってしまった。「年退職後に始めた」と話す店主は、いかにも素人と云う雰囲気で好感が持てた。注文してから蒸かすのか「少々お待ちください」が常だが、お茶を出してくれる。1個100円で1個の注文にも対応してくれるので店の前の椅子に掛けて食べたことも度々。
酒粕が入っているのか、酒の香りがプンプン、北海道産の小豆を使用した餡の程よい甘みと蒸かし具合。素朴な酒饅頭そのものだ。
人気店と成りつつある頃、貸店舗の大屋さんの都合で残念ながら閉店。
跡地は更地となった。
笠間の自宅で再開したとの話を聞いた。
北山公園・陶芸公園の近く里山の麓だが、国道からはすこし離れている。
この辺りは春先、雑木の間に咲く山桜の美しい所なので良く出かける。
何度か訪ねたが、生憎、店休日だった。
Nobu'sGallery&caféで開催されている「小沢理史 個展」を観ての帰途立ち寄ったら、幸運にも開いていた。
既に先客が2組、かなり繁盛している様子。
以前は商っていなかった[生うどん][緑茶]も扱っているようだ。
本日分の「うどん」は既に売り切れ、茶葉も試しに買うことにした。
元農家であったところを住まいとして購入、水戸の店には通っていたとのこと。
水戸の店が閉店後、納屋を改造して店舗として再開。
庭も店内も全てを手作りしたという。
持ち帰って家で食べてみたが、まさにあの味。
この味で100円なら繁盛しないわけがない。
笠間の名物として、既に定着しているのだろう。




