深作欣二記念室 @水戸市立中央図書館

 
 
 

  
 
 
Re MITO 100」の多くは講演や鑑賞ばかりでなく、参加型・体験型のイベントが多いのが特色だ。

週末には幾つかのイベントが重なり、何処に行こうか迷う。

 

 

Re MITO 48」は《戦時中に水戸で育った少年の心には何が映っていたのか?》と題し、水戸出身の映画監督・深作欣二(1930- 2003)について「310+1シネマプロジェクト」の谷田部智章さんが水戸市立中央図書館の視聴覚室で紹介した。

生い立ちから助監督・監督時代の逸話、代表作の解説など約2時間にわたって映像を交え話された。

「仁義なき戦い」「バトル・ロワイアル」など暴力的な描写の作品の印象が強く偏見を持たれることも多いが、第二次大戦中は旧制中学校の生徒、戦後の「焼け跡・闇市」で混乱の時代に大学生活を送り、高度成長に向かう時代に映画人として制作した作品の裏に込められたモノを感じて貰いたい。との熱意が伝わった。

 
 

 

20097月、監督のご遺族から蔵書など4,000点以上の貴重な資料が水戸市に寄贈された。

資料の一部は「見和図書館」などで公開されたこともあるが、通常は非公開で、

中央図書館の3階に「深作欣二記念室」とし、保存されている。

  

 
 
 

今回は特別に谷田部智章さんの解説付きで拝見することが出来た。
 

 

『シナリオ』『キネマ旬報』『映画芸術』等を含む雑誌・図書類約4000点、LDDVDCD類、約300点、映画祭等の表彰トロフィー及び遺品や写真。

棚に入れたまま、未整理の品も多い様子。

 

台東区の図書館に付属した「池波正太郎記念館」を何度か訪ねたことがあるが、スペースさえあれば、展示法次第で引けはとらないと思えた。

 

文化遺産であり、観光資源であるこれらを眠らせておくのはもったいない。

受け入れ設備を確りさせてくれれば、遺族はさらなる品々を追加で寄贈することも考えているとのことだ。

 

市内のどこかの図書館の付属施設として「深作欣二記念館」を設置できないものだろうか。

 

「新市民会館」膨大な経費をもって対処しようとしている。

足もとを確実に、身の丈に合った施設をと願っているが、賛同する方はいないでしょうか?