龍神峡で蕎麦店「慈久庵」を経営する小川宣夫さんが、東金砂神社(常陸太田市天下野町9740)に2体の仁王像を寄進し、開眼会が開かれたのは2014年2月11日だった。同年11月に、東金砂神社の仁王門に鎮座する約2メートルの阿形と吽形の二像に対面することが出来た。
漆を何度も塗り重ねる「脱活乾漆」と言われる技法で、制作に約5年を要した像は、安住の地を得たように納まっていた。
この像を制作したのは仏像彫刻家・関頑亭(がんてい)さん96歳で、東京国立市に生まれ育った。
頑亭さんの作品を収蔵されている方が「明窓浄机館」というギャラリーを開設されているようなので訪ねることに。
「明窓浄机館」は建材業・株式会社サトウの店舗であったところだが、社業発展に伴い工場・配送拠点を移転したので空いた場所をギャラリーとして開放したもの。
従って、収蔵品の企画展や地元の人達の作品発表の空間で頑亭さん専門ギャラリーではない。
「彫刻家・今城国定展」準備しているところを、無理やりに拝見。
ギャラリー内の「頑亭作」を数点、拝見することが出来た。
狛犬
地蔵菩薩
空き店舗問題は日本各地で共通の課題。
余力のある企業が「ギャラリー」として開放することは可能にしても、切れ目なく展覧会を打ち続けるには多大な経費と労力を必要とする。
「明窓浄机館」は珍しい成功例と言えるかもしれない。





