「深夜食堂」@ユナイテッド・シネマ水戸

  

漫画を読むのは、どうも苦手で喫茶店などで4コマか、見開き2ページ位のものを読む程度だ。

何年か前に、安倍夜郎作で漫画雑誌の連載を単行本にした「深夜食堂」を友人のお勧めで読んでみた。

 

新宿・花園界隈の路地裏にあると設定された小さな飯屋で、深夜0時から朝の7時頃までの深夜にしか営業しない。のれんには単に「めしや」と書かれ、常連客から「深夜食堂」と呼ばれる。マスター1人で切り盛りしているのでメニューは豚汁定食、ビール、酒、焼酎しかない。しかし、マスターができるものなら言何でも作ってくれる。この店を舞台に、毎回、一つの料理を手間にマスターと客たちとの交流を描く。必ず落ちがあるが、これがまた良い。

 

南町の「マルニ」珈琲店には単行本が置かれているので拾い読みをする。

一篇ごと、一品ごとの読み切りだから、何処を読んでも良いので読みやすい。

 

単行本が好評で、小林薫の主演でテレビドラマにもなった。

我が家は、テレビも無いに等しいから、たまにしか見たことはない。

今回、映画化されたと聞いたので観に行った。

 

水戸駅南の「シネプレックス」が「ユナイテッド・シネマ」に館名は変更されたが中身は変わらないらしい。

上映時間を調べると1310~の1回のみの上映。

人気度によって、館の大きさや上映回数を変更できるようで、さすがに最近の映画館システムは良く出来ているが、繰り返し観ることが出来ない。

1度では良く分からないので、繰り返し観られれば良く分かるのに、入れ替え制は不便だ。

 

寡黙なマスターを演じる:小林薫はじめ、とぼけた警官役のオダギリジョーや不破万作などの常連客と芸達者な役者がゲストとして登場する人情ドラマ。

 

時代設定は現代だが、飲み屋街の雰囲気は昭和45年代頃と同じ。

その当時、新宿・柏木に住んでいたから西口や花園神社近辺は懐かしい。

300坪のオープンセットを建てたと云う画面は昭和の雰囲気充分だった。

 

松重豊は「孤独のグルメ」で人気が有るが、このドラマも常連で

ちらっと顔を出す。余貴美子や田中裕子等の女優陣も存在感もありました。

  

映画版は119分でエピソードは「ナポリタン」「とろろ汁」「カレーライス」の3つで、放送枠30分のドラマに比べ、より丁寧に描かれている。

その分、私生活的な話も入り説明的になるが、其処が、映画化されたものの長所で短所。僕は、漫画で読みきりのほうが向きかもしれない。

  

1回の上映に観客は20人位、平日の昼ではこの程度かもしれないが全国の興行収入は上位らしい。