水府提灯・青野商店@水戸市新荘1-5-50

  

水戸と云えば「梅」「黄門さま」「偕楽園」「弘道館」などを連想されるが、小田原提灯、岐阜提灯等と同じ、提灯の産地の一つに数えられる、ことを水戸の人でもしらないようだ。

「水府提灯」と呼ばれるが、「水府」とは水戸の異称。

380年前、江戸時代に水戸藩の産業振興策、下級武士の内職として生まれたのが、竹の加工品の籠、竹串や団扇等。

 

「水府提灯」は提灯の内側の竹ひごを、11本輪にして糸で結わえる「1本掛け」で作るため、堅牢であること。

さらに、貼られる和紙が丈夫で破れづらいことなどが特徴。

現在もその工法は変えずに、製造されている。

 

「水府」とは旧水戸藩の地域を指す言葉で、現在の常陸大宮市辺りまで含み、「西の内」と呼ばれる和紙は、全国的にも有名だ。

 

沢山あった「水府提灯」の製造元は、現在では主なところは3社らしい

その内の一つが青野商店。

現在は新荘と町名が変ったが、旧砂久保町。

この通りに店舗や倉庫を何か所か所有している。

昨年、ショールームを兼ねた店舗を新築した。

 

手前の部屋が資料館として見学が出来る。



 
 

型枠からひごを掛ける工程や、和紙の見本や貼り方まで分かる。
 

オートマタ(時計仕掛けの自動人形)の展示は、一見の価値がある。

 

奥のギャラリースペースでは「版画と水府提灯のコラボ/富張広司・也以、めおと展」が開催されている。