新たな水戸市会館の整備に関して(其の壱)
2013年2月水戸市議会で高橋靖市長は、東日本大震災で被災し、使用不能となった市民会館の移転新築先を、泉町1丁目北地区にすると表明。2000人を収容できるホールや3000人規模のコンベンションホール、会議室、展示室などを入れる構想も明らかにした。
泉町一丁目北地区再開発準備組合は2003年7月に発足し、低層階に商業施設、中・上層階に業務施設や住宅が入る再開発ビルを建設する計画だった。
しかし、「再開発ビルを建設しても事業採算が見込めない」(市の担当者)として計画が滞っていたにも拘らず、急旋回したことに開発組合も驚いた。
2014年7月には「新たな市民会館整備基本計画策定業務委託」で指名競争入札を通知し、24日に開札し、11月中旬までに中間報告書(案)を策定、27年1月上旬ごろからパブリックコメントを実施して広く市民から意見を募集し、これを踏まえて27年3月15日までの期間で市民会館整備基本計画書を取りまとめることと成った。
●この計画に呼応するように、
2014年1月25日(土)五軒市民センターで市民懇談会が開かれ、市長が説明した。
席上、駐車場に関しては?との質問に執行部の一人が「西の谷緑地駐車場を広げる事を考えている」と答弁した。バカな話と、会議後、答弁者に「何考えているの」と伝えた。
8月29日(金)五軒町いすゞビル8階で五軒地区町内会長等の集まりで、説明会。と云う事で出席するも、市の職員の説明は無く、「皆さんのご意見を伺いたい」とのこと、内容の説明なくして質問のしようがない。
誰も疑問がないのか、「計画が拙速では?」との質問だったように記憶するが、誰も賛同なく、何かできるのは良いんでねえの、程度でがっくりして帰途についた。
10月5日(日) 水戸芸術館会議場で8月に行われた茨城大学の学生によるワークショップの「成果発表&パネルディスカッション」が開催された。
開発組合が断念した土地に「あえて建設するのか?」と質問したら、主催者は市による計画で、用地に関しては我々は分からないとスルーした。
2015年1月14日(水)第一回「新たな市民会館の動かし方を考える円卓会議」が茨城大学水戸キャンパスで開催された。
●フェースブックのTakayuki Hiroseさんの記事は以下のように記されている。
『今水戸市民会館を通して直面している問題(自動車社会・郊外大型ショッピングモール等の影響による中心市街地・地元商店街の衰退)というのは地方都市の抱える典型的な事象なのではないかなと。
それはとても大きく根深い問題で、市民会館という建築単体を考えていては、これらの問題は何ら解消されないと感じました。
問題が大きいがゆえに本日の議論の内容もなかなか前に進むというよりは、根本的な事象に終始してしまっている気がしました。
(というかそれなしで市民会館を建設することにあまり意義を感じないので仕方ないが)
もっと大雑把に言えば「人を集める施設にするにはどうしたらいいか」と「人が集まっても機能する市街地にするためにはどうしたらいいか」という話だと思います。
次回円卓会議は2/12ですが、引き続き議論していきたいと思います。
また来週金曜日までパブリックコメントが市へ提出できるので、何かご意見ある方は積極的に発言してみましょう。
以下は議論で出た事のいくつかを列挙したものです。ご参考までに。(読み辛いかもしれませんが御了承下さい。)
・ホールの規模の問題→近隣の既存施設(県民文化センターや芸術館)との相互関係・住み分けを上手くできないか
・コンベンションホールとしての在り方についての疑問→誰をターゲットとするのか?
・大規模集客の受け皿としての水戸市街地への不安
→イベント・災害時の渋滞問題
→公共交通網(バス等)の整備
→駐車場台数の確保
・上記の事から周辺地域のネットワークから考え直す必要があるのではないか。
→周辺施設のマッピング(分散された駐車場や文化施設の周知)
・需要のある小ホールを多く設けることで高い稼働率を目指す。
・「いわきアリオス」等、既存の事例について参考になる部分があるのでは。』
とあります。共感することが多々ありました。
