まとまった金を合法的に手にするには「宝くじ」を買うことしか無いから、年に何度か買ってきた。
当選金が入ったら何に使うか考える楽しみ、要は夢を買うのだ。
1枚でもいいから、買わなければ始まらない。
何百枚買ったか分からないが、金一万円也を手にしたことが一度だけ。
購入金額の一割は戻るが、かなりの金を納税したことになる。
昨年、何かのはずみで忌野清志郎のデビュー曲が「宝くじは買わない」であったことを知った。
宝くじは買わない
だって僕はお金なんていらないんだ
どんなにお金があったって
今より幸せになれるはずがない
宝くじは買わない
だって僕はお金で買えないものをもらったんだ
お金で買えない君の愛をもらったのさ。
ビートルズの“Can't buy me love”が基と思うが、まさにその通り。
モノやカネの豊かさとシアワセは反比例に思える。
清志郎は更に「東海地震もそこまで来てる だけどもまだまだ増えていく 原子力発電所が建っていく」「寒い冬がそこまで来てる あんたもこのごろ抜け毛が多い」「原子力は要らねぇ 危ねぇ」との曲も作っている。
場所は異なったが、地震による原発事故は起こった。
絵画や音楽に携わる芸術家は時代を先取りしていることが多い。
ロックミュージシャンも同様だ。
清志郎が健在だったら、どんな発言をし、どんな曲を作っただろうか。

