「茄子」「なすび」 P7160339.jpg

郡司硯田・筆

13日から16日まで「お盆」明日は送り火だ。
月遅れに行う寺や家も多いが、梅雨明けもしない時期よりは、間もなく秋と云うより、8月のほうが気分に叶う。 茄子やキュウリに割り箸を差しこみ、午や牛に見立て、供物や精霊を運んでもらう、という習慣が有る。 僕も子供の頃はやったが、最近は省略してしまった。

夏の代表的な野菜と云えば、ナス・キュウリ・トマトを思い浮かべる。
茄子の原産地はインドの東部で、その後、ビルマを経由して中国へ渡ったと考えられ、
日本には平安時代に伝わったので、1000年以上にわったて食べられている。
従って種類も多く、漬け物から煮物・焼きもの・炒め物など料理の幅も広い。
僕も大好きな野菜だ。 たまたま、昨日の新聞に「夏野菜として、栄養価の高い食材」との記事が有った。
水っぽくて淡白、料理次第でどうにでも変化するが、多くの栄養素が入っているとは知らなかった。 形や色も良いので、画材になることも多い。

この色紙の作者は、郡司硯田(1907-1975)で水戸市下市城東の生まれ。
堅山南風に師事し、師匠と共に日光東照宮の天井壁画の修復に従事している。
鯉の絵を得意とし「硯田の鯉」として、人気が高かった。
今でも、水戸や常陸太田で「鯉の図」の遺作を見かける機会は多い。