「ネオ・ダダ 新作展 2013-2014」 @銀座・ギャラリー5814neodada-64[1]P2210005.jpg ネオダダ(Neo-Dada)と言う美術用語が良く分からないが、1950年代~1960年代のアメリカの美術家や美術運動を表すのに使われた用語らしい。 ハプニングなどのパフォーマンスアート活動を行った作家たち、捉えている。1960年、吉村益信を中心に結成された前衛芸術グループ、 ネオ・ダダ(ネオ・ダダイズム・オルガナイザー)は、アメリカの流れを受けて、従来の芸術概念を打ち壊すようなスキャンダラスで挑発的なパフォーマンスや廃品を用いたオブジェ作品などで、美術界に衝撃を与えた。 水戸でも若手の作家たちが類似のパフォーマンスを行った。僕もその影響を受け、現代美術等に興味を持つようになった。 友人のパフォーマンスに参加し『美術手帳』を購読し、ジャズや詩の朗読会などにも興味を持った。顧みれば、訳も分からず時流に乗り、かっこつけていただけだったように思う。 とは云え、それらが現在の骨董・古美術の世界に繋がり、生きがいとなったのは有り難く思う。銀座・ギャラリー58で「ネオ・ダダ 新作展 2013-2014」が開かれている。P2210003.jpgP2210002.jpg 階段周りや入り口に、当時の写真や新聞報道が貼られており、当時の“奇異な行動として”取り上げられた状況を知ることが出来る。 今では、何でもアリの美術状況だが、当時としては異端であった。 さらに、社会的な問題を提示もしていた。ギャラリー内には、メンバーの赤瀬川原平、篠原有司男、田中信太郎、吉野辰海の、2013年から2014年にかけての最新作が展示されている。 約50年間、一筋の道を歩んでいることは素晴らしことだが、社会状況の変化に伴って世相も変わる。その時代を知ると同時に、これからの時代はどうあるべきなのかを考える場でもあった。*彫刻家・田中信太郎は日立市在住の芸術家。