「標的の村」上映会 @まちなか情報交流センターP2020049.jpg街を歩く人が少ないのは寂しことなので、枯れ木も山の賑わいと、最近は自転車でなく、歩く様に心がけている。 自転車より多くのものが見え、出会うことが多くなった。雨も上がったので、梅香から旧奈良屋町・黒羽根町を散策し南町に。 旧ダイエーの解体工事の足場組みを常陽銀行前から眺めた。 「兵どもの夢の跡」これから、どの様な物語が始まるのか。 P2020047.jpg南町2丁目「まちなか情報交流センター」前で『2時から映画の上映会があります、無料です、是非ご覧ください』と呼び止められチラシを貰った。 立て看板に『標的の村』、沖縄の普天間基地のオスプレイに関する映画らしい。沖縄は復帰[1972年(昭和47年)5月15日]の数年前に訪ねた。 簡易パスポートを携行し、通貨はドルだった。 ベトナム戦争(1975年4月30日にサイゴン陥落)の最中で、嘉手納の空軍基地からB52戦略爆撃機が黒煙を吐きながら飛び上がる様は、まさに、怪鳥の如くに感じた。那覇は、基地の中に在る街と言う感じがした。 第二次大戦の爪痕は感じなかったが、「摩摩文仁の丘」慰霊碑やガイドさんから多くの逸話を聞き、心を新たにした。 その後、沖縄は本土復帰したがが、基地問題の多くは解決しないままだ。今なお、普天間基地移設やオズプレイの配備などさらなる問題も抱えている。 オズプレイは飛行機とヘリコプターとを兼ね備えた最新の機種で、離着陸の時はヘリコプターのよう に垂直に離着陸し、飛行中は飛行機のようにプロペラを横にして、水平に飛ぶことが出来る。ということは、一般的な飛行機やヘリコプターに比較して当然複雑な構造になっているから事故率が高い問題がある。それらのことは、ニュースの度に頭をよぎりながら良く知らないので、見てみようかと思った。 時計を見ると午後1時30分、あと30分あるので道路反対側の「マルニコヒー」店に。散歩の途中のひと休みだが、店主の岡崎さんとの会話は愉しい。2時前に会場に。 情報スペースには何度か足を運んだが、多目的スペースは初めて。 簡易な設備ながら、演劇や映画上映が出来る作りになっている。 此処は「相馬画廊」跡、当時を思い出す。映画は琉球朝日放送制作のテレビ番組を90分の劇場版に編集した作品。 東村(ひばしむら)高江にオズプレイの駐機施設建設反対運動のドキュメンタリー。 着陸帯が自宅のそばに建設されると聞いて座り込んで反対した住民が「通行妨害」で訴えられ裁判に。 国が国策に反対する住民を訴える前代未聞の裁判劇。東村高江はベトナム戦当時、襲撃訓練用の「ベトナム村」とるなど常に戦争の訓練に巻き込まれてきた。 囲いも無い村の周辺は常に訓練が行われ、ヘリコプターは超低空飛行する。 「我々はいつまで標的にされるのか」。反対運動をよそに建設は進み普天間基地にオスプレイの配備されることに。 2012年9月29日、強行配備前夜、怒りは普天間基地ゲートを封鎖する。 ゲート前に車を並べ、身を投げ出し22時間にわたり封鎖。 身を投げ出し封鎖するのも、強制排除する警官隊も沖縄県民。日本人同士の争いを基地内から警戒するアメリカ兵。沖縄戦、ベトナム戦争、復帰後も続く沖縄の傷。 私たちはどうすれば良いのか。 解決の糸口がつかめないままだ。 P2020048.jpgこの映画は、2月27日10:30~12:05・14:30~16:05・18:30~20:05の3回、茨城県民文化センター小ホールで上映会が開催される。 前売り券1000円、当日1000円。