予てから見たかった悪の教典を見ました
大島優子の宣伝で大まかな内容は知っていたのですが、恐ろしいなと思いつつとても面白かったです。そう言えば、バトルロワイヤルも好きだったな。
簡単に内容を説明すると、賢くて人格者で、人気者の先生が、実は殺人鬼だったというもので、この先生は、とにかく簡単に人を殺します。うん、殺すしかないな、と言う感じで殺しは暮らしの一部みたいな感じです(笑)
僕は大学時代の一時期、図書館で海外の犯罪心理学の本を読み漁っていたのですが、生まれた時から善悪の観念を持たない人間が居るらしいです。教育するのが不可能な人間です。性善説は信じていないのですが、無闇に人を殺してはいけないという事は、特に教えなくても、ほとんどの人間は本能で分かると思います。でもこの映画の主人公は自分の行為を、一切悪いと思ってないタイプです。ただ、殺す時に自殺や事故に見せかけたり、証拠を捏造して、他人に罪をなすりつけるので、責任能力はあります。(笑)

そう言えば、映画を見ていて、一つ思い出した事があります。
小学時代の同級生で、愛知県で有名な名門私立校付嘱中学に進んだとても優秀だけど、変な奴がいて、ちょくちょく遊んでいました。が、内心では僕はそいつの事が苦手でした。
先生や、親の前では優等生なのですが、僕は悪い奴だと気付いていました(笑)
ある時帰り道で、ちょっと不良ぽいやつ(と言っても小学生です(笑)
と喧嘩になって、いきなり相手の顔に大きな石を投げ付け、泣かせてしまった。普通ならそこで終わるのですが、止めない(^^;;どんどん足元の石を投げ付ける。相手は怪我して、戦意喪失してるから見兼ねて、そいつもう泣いてるやんって言ったら
そうだろう、自分から喧嘩売ってきたくせにこいつよぇー(^o^)
なんて、ニッコリするから、ビックリして、もうやめなよ。死んだらどうすんの?と言ったら、大丈夫!簡単に死なないって(^o^)なんて言うので、とにかくやめろよ!と僕が言ったら、チッ!と言ってやめました。
また違う時に、今日はこれで遊ぼう、と彼が台車みたいなものを持って来ていやーな予感がしたのですが、運転してやるから乗れよ。と言われ荷台に乗ったら、とんでもないスピードで押します。僕がこぇえーよと言ったら、急に止まったから、反動で道路に放り出されて、手と足を擦りむいてしまいました(^^;;
何するんだよ!と怒るとゴメンゴメン。気をつけるわ。もう一回やろ!と言うので仕方なく乗ると、、またもやガシャーン。いてぇ!
ゴメンゴメンもう一回!本当に気をつけてよ、ともう一度乗ったら、、、、
またもや(^^;;膝は擦り傷だらけで、血が出てて痛い
おい!何するんだよ!と本気で怒ったら、真顔で実験だよ。お前馬鹿だな。と言われて、ぞっとしました。
こんな事があって、次に誘われた時に、もうお前と遊びたくないと断ったら、一瞬顔が変わり、ああ!?と言った後に、別にいいや、お前つまらないからと言われ、それっきり会ってません。クラスの女子と親に、あいつはひどい奴だと言ってやった事があるのですが、優しい子やんかと笑われました。僕と二人でいる時と、他の人がいる時とで、話し方もまるで違ってました。裏表を完璧に使いこなす人間の事は他人に相談しても無駄ですね(笑)
さすがに、映画に出てくるサイコキラーと一緒にするのは失礼だけど、性格が似てるから、彼を思いだしてストーリーに現実味を感じて、より映画を楽しめた気がします。(笑)