ベッドにはありがたき御守りたち。




入院してから手術室に入るまで、たくさんの人達からのエールやメッセージが届く。感謝!

長い付き合いの人もいれば、まだお会いした事のない友達の友達まで、本当にありがたい。とにかく、同じ病気を経験した人達からのメッセージやアドバイスは心にしみました。


手術室に入るにあたり、家族(旦那だな)から

「I'll be back !」

と無理矢理言わされる。
ああ、帰って来るともさ!


みんなに見送られ第一の扉をくぐる。

そこには親愛なる担当医。

「よっちゃむさん、よろしくねー。」

こちらの方がよろしくなのだ。
いつもと違う手術の服の担当医が
めちゃくちゃ頼もしく見えた。
お出迎えしてくれるなんて、
なんていい先生なんだ…T_T



第2の扉をくぐると
もう一人立会いの先生がいた。
私はジャイアンと呼んでいるのだが
挨拶さえしたことない。

せめて手術前にご挨拶…と思ったが、パソコンの画面を見たまま全くこっちを向かない。

(-_-#)


担当看護師さん達からの挨拶があり
頭にキャップを被り
本当の手術室に入る。

「こちらが本日の手術室になります。」


…ここから大人気なく大興奮!!!

病気にはなりたくないが
病院とか身体の仕組みとか
めちゃくちゃ興味のある私にとって
手術室はまさに…
まさに…
まさに…


…何だろう???

とにかく
キャー‼︎なわけだ。
(≧∇≦)

とはいえ、
段取り良く物事が進んでいき、あっという間に手術台に縛られた。

だけどね…

痒いのよ、鼻が。

3月ですからね。

花粉症の私にはむずむずが耐えられない。

一度左腕を解放してもらい、酸素マスクを外して鼻を掻く。

再び酸素マスクをつけ、腕を固定。


看 「では今から全身麻酔のお薬入れますからね~。」

よ 「きゃー、来ましたね!!これがドキドキワクワクなんですー!どんな感じで落ちるのか…」

看 「数秒ですよー」

よ 「うひゃ~っ!!」

看「…あ、すみません、次の薬でした。」




(-_-#)


さ、ここで一番大事なメッセージを残さなくては!残り数秒!!!



よ 「先生に伝えてください!

綺麗に切ってくださいね!!

って!!!」


看 「わかりました!お伝えします!」


ひゅ~ん…


ここで意識無くなりました。


皆から聞いていた通り
あまりにもあっさり
とはいえ
興奮状態のまま眠りにつきました。