そろそろ書かないと忘れてしまう。

入院したのは手術前日の3月24日。
実家の母が入院中の我が家の面倒を見てくれる事になり、一週間泊まりに来てくれた。息子は春休みなのでお弁当の心配はなし。


入院当日は10時に病院へ。
タクシーで行こうと思っていたら、義弟の嫁が送ってくれた。ありがたや。
付き添いは母と息子。なんだかんだ荷物がたくさんだ。


暖かい春の日。
入院する日が晴れていて良かった。


診察室に呼ばれ、担当医が術側の手の甲と手術部分に○印をつける。
それにしても上手な○だなぁ。
(よく見ると手荒れがひどい…)





入院する病棟に移動。
ちゃんと把握してなかったが、時間を考えるとお昼ごはんが出るのだろうか?

「そうですね。」

あ、出るんだ。


でもまだ私服だし、母と息子もご飯食べたいよね…って事で、病院食をキャンセルして病院の食堂へ移動。


食事を終えて戻ると遂にパジャマにお着替え。基本的に入院中のパジャマは病院のレンタルを使用しなくてはならず、着替えた私はたちまち病院の人。

少ししてセンチネルの準備と術前のCTを撮りに移動。家族は帰宅する。


検査を待っている間に同じ病棟から一緒に移動した患者さんがいたのでなんとなくチラ見。チラ見っていうか、人生初手術を控えて若干興奮気味だし、じっとしていられないので、せっかくだからお喋りしちゃう??でも迷惑かな???って様子見をしていると、彼女の手の甲にも上手な○印…

はい、きっかけできた。


「明日手術ですか?手の◯が一緒ですね!」

とか声を掛けた気がする。


聞けば彼女は私と逆側を手術との事。術前化学療法を受けているようで、私の今後の不安について聞いたら答えてくれる先輩と見た。

…そこから先は長くなるので端折るが、ここで出会った戦友のお陰で現在に至るまでとても心強い闘病ライフを送ることができている。ありがとう!*\(^o^)/*




部屋に戻る。
予約していた時間がやってきて
術前最後のシャワーに入る。


シャワー室で鏡を見る
この身体に明日メスが入るのね…
明日になったら片パイ無くなるのか…



イメージ出来ない!!



シャワー終了後
翌日からの点滴ルートが確保された。針刺すのが上手くいかず、2か所失敗、3か所目は血管の見えやすいところを指定させてもらったが、失敗の2か所が腫れて退院するまで痣になって痛かったー。




麻酔の先生が来てざーっと翌日の麻酔について説明。初の全身麻酔、皆から聞いてるようにストン!と意識が落ちるのだろうか?ちゃんと戻ってこられるのか??…ドキドキワクワク…そう、ワクワクしてました笑。


取り敢えず戻ってこられなかった時のために?まだ病気の話をしてない大切なお友達2人にいきなりの告知メール。


「明日乳がんの手術をします!片パイ取ります!」


ソッコー電話が来た笑。
驚かせてゴメンね。


消灯前に旦那に電話。
ほんと、想定外の迷惑と心配を掛けてしまって申し訳ないっす…


夜は興奮して眠れないかと思ったが、割とすんなり寝ることができた。


遂に明日だ。
…さあ、腹をくくれ、腹を!!