1月26日の今後の説明で、術前化学療法が貧血によりキビシイということになり、先に手術をする事になった。いきなりの変更に家族であたふた。つもりが変わる事にホントに弱いO型家族…割とテキトーじゃないのよ、O型は。

とにかくいつやるか決めなくてはならない。3月になってからにしようということで、手術日の水曜日を見ると、第1週は息子の学年末テスト。翌週翌々週は入院が卒業式にかかってしまう。よって、手術は3月25日に決定!…でも、そんなに引き延ばして大丈夫か??ま、何年も体内に爆弾温存してた人が今更何言ってるんだという気もするが。

私のがんのタイプはおとなしい奴らしい。ホルモン食べちゃう奴ら。手術まではノルバデックス飲んで、貧血対策の為も兼ねて生理を止めちゃいましょうということになり、ゾラデックスを月に一度打つことになった。

これらがこの病気になって最初の薬達だが、生理を薬で止めちゃう事には実はかなり抵抗があった。もう子どもは産む事はないと思うけど、自然に終わるものを薬で終わらせるなんてねー。でも、今やれることはそれしかないのなら仕方ない。このゾラデックス、お腹に打つ皮下注射で、1カ月かけて浸透していくものらしい。針も太い。看護師さんと反抗期についてトークしているところに先生登場。お喋りが止まない中
「打つからねー!痛いけど我慢してねー!」
とブスッ!!
「今日は右のお腹にしたから来月は左ね。お薬が散らないように揉まないでねー。」
…ということで、初めての処置が終了。

最後に看護師さんからノルバデックスの説明と、今後のいろいろな準備についての話があった。
「3月末まで手術しないでホントに大丈夫なのかなぁ…」
の問いに
「先生もダメなら最初からダメっていうから。大丈夫大丈夫。とにかく息子さんの卒業式には行ってあげて!」
と、ここの病院、ほんと先生も看護師さんも前向きに背中を押してくれるんだわ。行くとホントに元気になれる。

そう、手術して退院予定が一週間後だとすると、入学式はそこから一週間足らず。ホントに出席できるのか?の問いにも先生は

「退院したら翌日でも大丈夫。」

…マジっすか?めっちゃ強引じゃない?

そうなると、とにかく偽乳対策を早目に打たなくてはならない。看護師さんに相談したら後日時間をとってくれるとのこと。忙しいのにホントにありがたいっす。