スピリチュアルペインについての本格的な発信はアメブロへの医療記録が落ち着いたらYouTubeとnoteで無料公開していく予定だったのですが、実は、カルテや書類を出しながらする医療過誤記録って物凄く大変で、医療記録がまだまだ終わらないので、いまのところはスピリチュアルペインの発信に取り組む目処がまったくつけられていません
なので、ここいらで一旦「スピリチュアルペインとはなんぞや」という部分について、少し記事にしておきたいと思います
まずは、誤解されがちなので最初に大きく書いておきますが
私が扱うスピリチュアルペインやスピリチュアルケアは、あくまでもがん治療、緩和ケアの領域の医学用語であって、ゆるふわスピリチュアルの領域の用語ではありません
癒すための心理療法まで実行されるかどうかは患者さん次第ですが、もし実行するとなったら、入口はなかなかハードな心理療法となっています。
取り組み方を理解してしまえば日々のメンタルケアはめちゃくちゃ簡単になるし、このメソッドを習得したら嘘みたいに一瞬にして世界が変わって物っ凄く、自分らしく、毎日楽しく、生きやすくなるんですけどね
たとえ終末期であっても、です
私が開発したスピリチュアルペインを癒すメソッドは、入口に関しては、自身の「思い込み」に向き合わされるちょっぴり厳しめとされているスキーマ療法ですらまるで幼稚園児の砂場遊びくらいに思えるようなハードさです。
神経科学(脳科学)、心理学、生物学、量子力学、仏教などの概念を用いて皆さんが何十年と築き上げてきた思い込み、信念を根本から覆すので
ですが、入口のハードさを乗り越えられれば、誰でも簡単にマインドフルネスの実践ができるようになりますよ!
生きていれば、対人関係や脳のバイオリズムで日々小さなもやもやとした揺り戻しは起きますが、私のメソッドを習得すると「反応しないスキル」が身に付くから、毎日、常時マインドフルネスで生きられるようになるんです
ちなみに、私が開発したメソッドはがん患者さんじゃなくても、終末期じゃなくても、どなたでも利用できます。
スピリチュアルペインという名称だとがんの終末期に限定される用語なんですけど、実は「魂の痛み (不要な思い込みや信念による自己破壊)」は赤ちゃんから死ぬまで、全人類が抱いています
世界的に有名なスピリチュアルリーダーのエックハルト・トール氏は、この魂の痛みにペインボディという名称をつけています。そして、このペインボディの傷が重ければ重いほど、嫌でも問題に向き合うことになるからスピリチュアルな目覚めに達する可能性が高いとおっしゃっています。
で、ここで言うスピリチュアルな目覚めというのは、ゆるふわスピリチュアルで言われているようなチャネリング能力やサイキック能力が覚醒するというオカルティックなものではなく、文字通り「目が覚める」ということなんです
このスピリチュアルペインやペインボディの癒しが始まると
「やっっっと目が覚めた!!えっっっ?!私はいままで一体なにをしていたんだろう?!過去の自分の人生がすべて嘘みたいで、夢の中の出来事のようだ……。」が最初の感想だと思います
この目覚めというのは、本当の自分に戻る、自己との統合というのが1番しっくりきますね。脳を飼い慣らす、とも言えます。
中には本当に特殊能力が覚醒する方もいるのかもしれませんが、それは物凄くレアだと思います。
実はサイキック能力の覚醒者だと名乗っている方たちの発信を見ていると、解離性障害や統合失調症の症状にそっくりな方が結構いらっしゃいます。メンタル疾患からスピリチュアルにハマったという経歴付きで。
(だから、サイキックものには気をつけてくださいね。)
ということで、概要を読んで興味を持たれた方は、是非ZEHI、今後、私のYouTubeやnoteをチェケラしてくださいね~
このアメブロでもたまに触れてはいきますが、スピリチュアルペインの心理療法はアメブロではとても説明しきれないので、メインはやはりYouTubeとnoteになります。
とりあえず、もて、私の身体!
ここまで言っておいて発信が実行できなかったら本当に辛いので、皆さんもどうか、私が使命を果たすまでは細胞ちゃんたちが私の命を繋いでくれるよう祈っていてください。
よろしくお願いします!
ここまでのまとめ
スピリチュアルペインはがん治療、緩和ケアの領域で終末期のがん患者さん限定で使われている医学用語。
がん患者、終末期患者ではなくても全人類が「魂の傷」を持っている。こちらについては世界的なスピリチュアルリーダーがペインボディと名付けていて、その傷が重ければ重いほどスピリチュアルな目覚めに繋がりやすいとしている。
目覚めとは「不要な思い込みや信念を外して、本来の自分に戻ること」。
ごくごく簡単に言うと、終末期がん患者のペインボディと不必要なスキーマの表出のことを、医学ではスピリチュアルペインと呼んでいる。
さて、ここからは簡単に医療的なスピリチュアルペインの説明をしますね
■ スピリチュアルペインとは(簡単に)
の危機など受け入れがたい事態に直面した者であれば誰にも起こりうる苦悩であり,スピリチュアルな痛みと呼ばれている。
スピリチュアルな痛みは複数の定義が提案されており、 日本の臨床現場で統一して使用されているものは確立していない。 本手引きでは、国内で比較的多く使用されている「自分の存在と意味がなくなることから生じる苦痛」とする。
と言った感じで、定義はきまっていませんが、一般的にはがん患者が死にゆく過程で生じる「医療や社会的サポートではとれない根源的な、霊的な痛み」として扱われています。
そもそも緩和医療ではがんの終末期になると現れる痛みのことを4つにわけて、全人的苦痛(トータルペイン)と表現しています。
以下は看護roo!から引用。
全人的苦痛とは・・・
全人的苦痛(ぜんじんてきくつう)とは、トータルペインともいわれ、末期癌など予後不良の患者が体験している複雑な苦痛のことである。
近代ホスピス運動の創始者と呼ばれる英国の医師シシリー・ソンダースが、末期癌患者との関わりを通して提唱した概念である。
①身体的苦痛
体の痛みや症状、日常生活動作の支障、など。
②精神的(心理的)苦痛
不安、いらだち、うつ状態、孤独感、など。
③社会的苦痛
経済、仕事、家庭、人間関係、相続等に関する問題
④スピリチュアル(霊的)な苦痛
人生の意味への問い、自責の念、死への恐怖、価値観の変化、死生観に対する悩み、など。
①と②は医療で対症療法がありますし、③は社会的サポートが得られればとれる苦しみだったりしますが、④に関しては医療職がいくらサポートをしてもけしてとれない痛みです。この部分の痛みをとるとしたらペインの根源を覆すような、どストライクな深層心理療法が必要なんです。潜在意識を扱うような心理療法です。
そしてこの癒されていないスピリチュアルペインが強いと、①②③において、緩和ケアでも、社会的サポートでもとれない痛みや息苦しさが出てしまいます
医療職たちはこの「医療ではとってあげられない痛み」にもがき苦しむ多くの患者さんたちに日々対峙している中で、自己不全感に悩むようになってしまうそうです。燃え尽き症候群とか。
医療職には傾聴くらいしかできないから、一生懸命対応しようとすればするほど、医療職側が燃え尽きてしまうのでしょうね
ということで、
メンタルがなかなか落ち着かない方
反芻思考、自動思考が止まらない方
なにがなんだかわからないよ!(混乱中)という方
ポジティブになんてなれないよ!という方
忙しくて自分の身体のことを二の次にしている方
家族のために生きてしまっている方
家族の問題を抱えている方(虐待、DV、非協力的)
周りに合わせて生きている方
生老病死を受け入れられていない方
壊れてゆく身体に不安や恐怖が止まらない方
仕事、肩書き、健康への未練が強い方
自立できないならいっそもう死にたい!という方
人生に納得がいっていない方
人生を振り返ると強い後悔の念がある方
生まれてきた意味が分からない方
なんだかやけに疲れやすい方
食後に異常に眠くなる方
食事をしていても酷い空腹に悩まされている方
医療では取り切れない痛みや苦しさがある方
などなど。
このような方たちは、スピリチュアルペインについてしっかり学ばれるととても楽になれると思います
説明がだいぶ長くなってしまったんですけど、ご理解いただけましたでしょうか
よろしければ何度か読み返してみてくださいね。
そして、自己探求ができる方は今からでも脳科学、喪失学、アイデンティティクライシスについて調べて、脳を手なずけてスキーマ(思い込み)やアイデンティティを再構築することに取り組み始めておいてください。
(これは私が開発したメソッドの入口の入口になります。)
詳しくは後日、YouTubeやnoteで説明いたしますので、今日のところはここまでにしますね