お団子 前後左右ブルーライトが降りそそぐ もしもしこちら車椅子です

 

 

ある日、母を乗せた車椅子を運転したら、歩きスマホの多さに驚きました。

スマホに夢中の人たちは、車椅子の存在になかなか気付きませんので、車椅子の方が、人を避けて進むことになります。

別に車椅子が偉いとか、最優先とか、そんなことでは決してないのですが、車椅子にはクラクションがありませんので、歩行者にはせめて周りの状況に気付ける状態でいてほしいと感じました。

それはきっと、杖歩行や、目の不自由な方たちなども同じなのではないかと思います。

普段の我が身を省みて、戒めたことは、言うまでもありません。

 

星この作品は、第26回NHK全国短歌大会(自由題)において入選作に選んでいただきました星

お団子 惜しまれる絶滅危惧種ニホンシキ 文化それとも春夏秋冬

 

 

ニホンシキ。

日本式。

日本四季。

なんだかんだ言ったって、私はやっぱり日本が好き。

日本人として日本に住んでいられることを、本当に幸せだと思っています。

ニホンシキ。

繊細であるがゆえに、面倒で、厄介なことがたくさんあるけれど、それ以上に素敵なこともたくさんあるから、絶滅しないよう、大切に守っていきたいと思います。

お団子 公園のキリンのおなか呼び覚ます青より前の白い春の日

 

 

こどもの頃に遊んだ公園。

成人式のあと、ここに友人たちと集まって、写真を撮ったのを覚えています。

しかし、久しぶりに歩いたら、こんなところだったっけ? と、不思議な気持ちになりました。

幼稚園の入園だか卒園だかの集合写真も、確かここで撮ったような……うろ覚えです。

キリンのおなかの中で、記憶の時計がちょっぴり逆回りしました。

お茶 養生の枝先ひらり白い花夜風のなかで恋しはにかむ

 

 

先日、根元から切られてしまった桜の木の場所に新しい桜の木が植えられ、早速花を咲かせてくれました。

 

 

か細い枝には養生の布が巻かれ、うつむきがちに揺れる花。

その姿といったら、まるで初恋のときめきを自分で受け止めきれない女生徒のようで、なんとも初々しい限りです。

これから長い年月をかけて、大きく、伸びやかに、地元の看板桜として育ってくれることでしょう。

成長を楽しみに見守っていきたいと思いますおねがい桜

お茶 サキホコレ花も未来も満開に笑みも命も誇らかに咲け

 

 

私が乳がんの治療で休職している間、かつての同僚が店を手伝いに来てくれました。

 

 

彼は美容師を辞めて、今はお米関係の職に就いています。

その彼が、私の穴埋めをしてくれるだけで十分ありがたいのに、お米を持ってきてくれました。

 

今回の乳がん治療を通して、私はたくさんの方からたくさんのものを頂きました。

御守、お見舞金、衣服、食品、言葉、行動、そして命……。

これらのものには、それぞれの方の気持ちが込められていて、受け取る度に涙が出そうになりました。

私のことを案じてくれる人がこんなにいることを知ってしまったら、テキトーに生きる、なんてことは、もうできませんね。

飲み薬の副作用を投薬三日目から感じなくなり、今まで通りの食欲旺盛な私ですから、モリモリ食べて、もっともっと元気になろうと思います。

そして今度は私が、みんなにごきげんを分けたいと思います。

さあ、サキホコレ桜