1974年 イギリスのジェリー・アンダーソンが製作したSF特撮TVドラマ「SPACE:1999」に登場。

 


月基地「ムーンベース・アルファ」保安部員が使用する標準装備品です。

画像はアメリカ「SIXTEEN 12」の「SPACE: 1999 ELECTRONIC STUN GUN AND COMMLOCK 」。


パッケージが何気にカッコイイ!

 


スタンガン

 


相手を失神させる「STUN」のみのモデルと、殺傷能力も備えた「STUN」・「KILL」セレクター付きモデルの2種類があります。

このモデルはセレクター付きのモデル。

 


ちなみに、アメリカのRPF(レプリカ・プロップ・フォーラム)では、「SIXTEEN 12」が受付を開始した頃、「STUN」・「KILL」セレクターの色がオリジナルと違う事や、各バレルに配置されたカラフルなLED電装が失笑を買っていましたが、製品版はその辺が改善されリリースされたようです。

 

 

4つのマルチ・バレル構造。


バレル1. 

「STUN」・「KILL」

 


バレル2.

プラスチックや鉄板の切断及び溶接に適したミクロン厚の「トーチ」ビームを発射。


バレル3.

岩や金属の壁を貫通するためのより強力なビームを発射。


バレル4.

近距離で金属、コンクリート、または石材を分解する広焦点ビームを発射。

 

 

メインスイッチは親指のところの黒いボタン。

 


不正使用や禁止区域への持ち込みを防止するため、個別認識コードのスキャン・ストリップがつけられていて、ドア上部に設置された検出装置で登録情報から銃と所有者の現状のステータスを比較し、不一致を検出した場合は武器セクションでアラームが作動します。

コムロック

 


携帯型の多機能センサー/コンピューター/トランシーバー。


現代のスマートフォンのようなものですね。


セキュリティキー(制限区画へのアクセス)
トランスポンダ(位置特定)
通信(音声・動画)
コンピューター(プログラム可能)
として機能します。

 

 

ボタンの9がメインスイッチ。

 

スクリーンには、レッドアラートとコマンドセンタービジュアルの2種類のみ。

 



コムロックは、すべてのメンバーに個別設定がなされており、所有者は、階級、職務、セキュリティ・クリアランスに応じて適切なエリアに入ることができます。



私が小学生の頃、新潟では毎年夏になると「夏休みこども劇場」なるTV番組が午前中に放映されていて、「謎の円盤UFO」や「海底科学作戦」に「宇宙大作戦」など、そこで見ることが出来たのでした。

1974年制作の「スペース1999」。日本ではTBSで1977年4月からの放映だったようですが、新潟では翌1978年からの放映で、当時中三だった私は受験勉強も程々にこっそりと見ていたのでした。


この年はスターウォーズの日本公開もあり、私の中では宇宙をいちばん身近に感じた時だったかもしれません。

 

 

何故、今頃になってレプリカが発売されるのかよく分かりませんが、その昔、ゼネラルプロダクツのバキュームフォーム・キットを組み立てたり、パチもんの水鉄砲を入手してたり、それなりにお気に入りのプロップだったので思わずポチっていたのですが、到着まで1年以上の月日が経ち購入してたのも忘れる始末。


あれは先行予約だったのかな?

ちなみに、大工さんが使っていた「タッカー」なる道具を初めて見た時は相当驚いたもんです。


も~完全に「スペース1999・スタンガン」じゃん!ってね (汗

 

 

いっちょう さ~け ぽん! な~べのした が~らがら。