2021/8/21
10歳になって多感な様子を見せている次女。
夏休み中は、
リモートワークのパパと
向かい合わせに座って宿題をしたり、
一緒にお茶碗を洗ったり、
犬の散歩をしたり、
穏やかに過ごしていましたが、
ここ1週間ほど、
「なんだか悲しいの。原因はわからないんだけど、
どんなに楽しいことをしていても、悲しくなるの。」と言います。
ふと、上皇后の美智子さまが
子どものころに読んでもらって、深く心に残っていると語られた
『でんでんむしのかなしみ』という絵本を思い出して、
図書館で借りました。
1998年に美智子さまが紹介されたころ、
私も友人も読んで話をしたことを覚えています。
次女の感想は
「良いお話だったね。でも、私の悲しみは減ってないかな。」
だそうです。
誰もがかなしみを抱えて生きているけれど
悲しみを共有し、慈しむことや愛につながっていくといいな。
次女のつぶやきのおかげで
私も「悲しみ」について考える、感じるきっかけを
もらっています。
最初に悲しみを知ったのはいつだったろうか・・・。