こんばんは!
予防医学薬剤師のあきこです

今日は意外と知らない薬剤師の仕事のはなし


まー普通の人はあ―ゆうふうな発言されるのはわからんでもないですね

薬剤師の仕事を知らないから
あと日本の薬剤師は地位が低いからかなと(他の国では信頼、地位も高いからね)

ということで
⑴調剤薬剤師の仕事とは?
処方された内容があっているか、
薬の薬効、用法用量、相互作用、副作用、市販薬やサプリメントとの相互作用など細かいチェックをしています

それ以外にも
疑義照会といって
処方せんでおかしいなと思うことがあれば薬剤師は医師(歯科医師、獣医師含む)に問い合わせて内容変更する義務があるのです

医師、薬剤師はそれぞれ専門家としての対等な立場で患者さんの安全、健康など利益をもたらすことがとても大事なんです
また
医師は薬のプロとは言えないこともありますので(新薬知らないとか、これ効かないのに出し続けるとか、より効果的な使用法知らないとか)
薬剤師が提案することもあります

薬局で防げたミスもありますし
患者さんが医師に言えなくて薬局で相談して、疑義照会で薬を断薬したり変更することもあります

あと今回の件で
さらに重要なのは
コミュニケーション力

たしかに病院行って待たされて、薬局で待たされた挙句、薬剤師からアレコレ質問される時間がイライラしている人もいるんだろうなと思います

今日はどうされたんですか?って聞く薬剤師さんいますけど
イラっとしたことありませんか?わたしはあります。

だから、私が気を付けていたのが
相手目線でいること、
状況に合わせて臨機応変な対応すること
だから、
表情、態度言葉で急いでいそうな人には必要なことだけ
どんな言葉、なんて話しかけるか、を常に考えます

もちろん、症状にもよりますが
たとえば
今流行っている、コロナ、インフル、花粉症、風邪などであれば
今一番つらい症状はなんですか?とか
共感も交えながら、その状況に必要な薬以外の情報も伝えていく

お子さんが体調悪い場合、付き添いの保護者の方も看病で疲れていることが多いので寄り添う一言もとても大事だと感じています

別件で
以前、吐き気と酷い便秘で受診した患者さんと話しているとストレスのせいなのではないかと感じて
がんばっていますね、ゆったりする時間つくれてますか?と声をかけたら
涙目になって今とても仕事が大変で眠れてない、
今日はたくさん話を聞いてもらってアドバイスしてもらって本当にありがとうございました、また絶対に来ます!と
満面の笑みで何度もおじきされていたのがいまでも思い出されます

AIが今後調剤を担うだろうと言われています
薬剤師に必要なのは
あの薬剤師さんと話したいからあの薬局にいこうと思ってもらうことかなと。

あなたは気に入った薬剤師さんはいますか?

私が知る薬剤師さんたちはとてもまじめに一生懸命に患者さんのことを考えて働いている人が多い
さらに
日々勉強している薬剤師さんは薬に関しては医師より詳しく的確に医師に意見や提案をできる人もいます
お医者さんに本音を言えなくて薬剤師さんなら話せる人もいるので、
薬局とはそういう大事な場になってほしいな。

今日はこれまで!