今日は、今は無き鉄道郵便印です。
 大阪市内と和歌山市内を結ぶ鉄道は難波(なんば)駅・和歌山市駅を結ぶ南海電鉄(私鉄)と天王寺(てんのうじ)駅・和歌山駅を結ぶJR線の2線がありますが、鉄道郵便列車が運行されてたのは、南海電鉄(発着は和歌山市駅)です。
 また、和歌山市内・奈良方面、及び和歌山市内・(湯浅・田辺・串本・新宮)方面の2線のJRでも鉄道郵便列車(発着は主として、同じ駅舎の和歌山市駅)が運行されていました。
 ご存知のように、鉄道郵便印は線路の延伸と消印の表示の変遷が興味深いです。
 「てつゆう」が廃刊になったのは惜しいですが、バックナンバーは鳴美が
復刻中なのでデータ入手は容易なのは大助かりです。
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 明治39年4月16日に全国的なダイヤ改正があり、「時刻入り」の最初期使用例
    明治39・4・16/神戸下関線/糸下間/上一/下関発前6:00
 です。
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 今日はほんの少しの自慢の品。
 下例はこの9日後です。 
      明治39・4・25/大阪和歌山線/上三/和歌山発后4:50
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