少し前に商法を受け終わったので感想を述べたいと思う。

 

個人的には商法のテキストの出来はかなり良いと思っている。

 

確かに短答に100%対応出来ないとか、条文しか載せてなくて不親切だと思った箇所もあったが、概ね許容範囲だった。(商法は予備短答合格者でも6割~7割くらいの人が多いので効率的に点数を取るという観点からの編集であると勝手に推測している。)

 

私にとって合っていた点を挙げれば、田中会社法と非常に相性がいいことが挙げられる。元々田中会社法をメインテキストとして勉強していたのだが、800ページ以上あるテキストであり、試験直前に回すのは無理だなと思っていた。

 

加藤ゼミナールの商法は随所に田中会社法との参照ページが書かれていたので非常によかった。

一言申し上げれば、参照ページは田中会社法2版のページが基礎となっており、3版を参照した場合は3版と書かれていた。2版は令和元年改正以前の版であり、3版が出て1年以上経っているので基本3版で記載してほしかった。(20ページほどズレがあったと思う。)ただ、この3月に第4版が出るとのことなので次に期待ということになるだろう。

ちなみに、3版ページが書かれているのに実際は2版のページが記載された箇所が何個かあった。ここは修正するべきだろうと思う。

講義そのものは全45時間であり、相変わらず高野先生のスライドレジュメが多かった。何度も申し上げているが、高野先生のレジュメをダウンロードもしくは冊子での配布等を検討してほしい。

 

 

そういえば、先日加藤ゼミナールの2期の概要が発表され、加藤先生か高野先生のゼミ、添削がついた特別クラスが発表された。ゼミは基礎問題演習テキストを使用するそうだが、サンプル講義の内容は以前に加藤先生が言っていた「モニター答案添削」だったので、少なくともこの部分については1期生に付与されるという認識なのだが、合ってますかね。

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