こんばんは~
なんということでしょう!えらい更新の間があいてしまっていますが、
私は元気に過ごしておりますよ。
いろいろ、もろもろ、麻の方も進展しております。
進んでいる事のひとつに、
つい最近では、宮崎県椎葉村からお預りした、お神楽衣装の修復です。
奥に見えるのが、お預りしたお神楽衣装。大麻製です。
手前が、洗いざらしのまま、アイロンかけてなくてヨレヨレしてますが!
百パーセント絶対確実、栃木の大麻で私たちが作った麻糸から織った麻布。
宮崎県椎葉村は、↓ こんなところ。見えるかな~ 2番のところです。
ちなみに、椎葉村のお神楽は、
国指定重要無形民俗文化財なのですね。
百年ほどになるのな? 長い歳月に耐えたお神楽衣装は
ところどころ擦り切れて、穴もあいています。
それを修復するわけですけど・・・
並べてはた、と気づくのは
色、違い過ぎ・・
ですよね!
衿のところが、だーいぶ痛んですりきれているので、
そこだけは新たに織って、付け替えようとしたわけですけど。
色が・・・ どうする、修復部隊・・
そこで、麻糸インストラクター さちこさんが考えたのが、
なんと、麻墨染めの大麻糸で修復する、という妙案。
こちらの、灰色の糸がそうです。
これで修復用の縫い糸を作り、穴をふさいだり、擦り切れをかがっていくというもの。
↑こちら、お神楽衣装。どうでしょう?意外と、麻墨染めの糸と、色、合いますよね?
こちらは、栃木の大麻から作る麻糸。白いんですよね。
年月が経っているというのもありますが、地域により、もとの色合いも異なるそうです。
色を合わせた糸を作っては、ちくちく縫い。糸を作っては、ちくちく縫い。
修復終えたら、椎葉村にひとっ跳び (私じゃない人が。 ^_^;)
の、予定です。
このお神楽には、来春公開予定の映画 「麻てらす」 の吉岡監督も行きますから、
お祭りのかがり火に揺れる大麻衣装に
映画の中でお目にかかれることと思います。
麻糸ドキュメンタリー映画「麻てらす」、映画の予告編も、ちょっと更新されてますよ~
やっぱり、いいですなぁ~(´∀`*)
2016年秋版 予告編
早、12月。師も走る、せわしい師走となりました。
いろんな意味で、個人も、日本も、世界も、カウントダウンとなっていくことでしょう。
良い方に、カウントダウンのさせられ方をしたいものですね。 ^-^
それでは、また。(^-^)ノ゛