2024年2月26日27日 モスクワ


ロシアを中心にヨーロッパ以外、つまり西側陣営に所属しない国の代表が集り、会議が行われた。

私はその会議に出席する機会を得た。


このフォーラムでは熱心なディスカッションが行われ、参加者が"経験""知識""アイディア"を共有し、相互理解の基に新たなパートナーシップを築く機会が提供され、この新しいプラットフォームにおける討論が、今後の世界政治と文化、外交に大きな影響を与えると確信した。


このように強力な相互理解と、それに基づく協力と対話が積極的に行われるならば、現在各国が抱えている問題は、議論により共通の価値観に基づいて解決策を見出す事が出来るだろうと考える。


また、会議場内では日本を含む西側の、植民地主義的政策について、非常に強い批難の声が高まりました。もはや"脱亜入欧"という価値観は崩壊し、"経済援助""海外支援"と言う言葉さえ、国家同士の目線が合わない言葉と感じる場面もあった。つまり、彼ら生産国が貧しくとも彼らが西側の軍事背景を排除し、彼らの経済背景と軍事力、人間関係と彼らの国家相互協力体制において、マーケットを閉じた場合、"私達の経済は確実に破綻する"と言う現実が目の前にあった。