学校の閉鎖によって使っていたオンライン授業が子どもたちのデーターを盗んでいた‼

NPO法人ヒューマン・ライツ・ウォッチは、米国、英国、インド、中国を含む49カ国の164のオンライン教育プラットフォームを分析しました。

その結果、これらのプラットフォームの89%が、子供のオンライン上での習慣や使用状況を監視しているか、または監視できる状態にあり、時には親が知らないうちに同意もなしに監視していることが分かりました。

 

HRW(ヒューマン・ライツ・ウォッチ) によると、これらのシステムは、パンデミック時に子どもたちがオンライン学習に移行できるよう、各国政府によって承認されています。しかし、これらのアプリは、子供の身分証明書、友人や家族の身分証明書、子供の居場所、教室での学習内容、使用しているデバイスの種類などの情報を収集し、オンライン上の人物像に情報を与え、広告のターゲットに使用することができるということです。

「子どもたちを仮想教室に参加させようと急ぐあまり、自分たちが急速に推奨したり、学校用に調達したりしているEdTechが子どもたちにとって安全かどうかをチェックする政府はほとんどありませんでした」と報告書は述べています。


今回は世界で最も人気のあるモバイルOSであるグーグルのアンドロイドOS上で動作するアプリを中心に調査は行われました。

Statistaのデータによると、Androidは1月に約70%の世界市場シェアしています。

 

アプリがデータを追跡するひとつの方法は、広告IDを収集することです。

これにより、広告主はその人がどのような種類のアプリを携帯電話にインストールしているかを知ることができ、広告主はターゲットを絞ったメッセージを発信することができます。

 

FTC(米国連邦取引委員会)のディレクターであるサミュエル・レビンは、「学生は、収益を上げるためにデータを収集しようとする企業に監視されることなく、学業を行うことができなければならない」と声明の中で述べている。

 

 

オンライン学習もなんだか怖いなぁ?と思っていましたが、プラットフォームを提供する企業に規制を設けなければ、いけませんよね?

子ども達の中にも、いつの間にか、超監視社会が来てしまったえーん