昨日は寝不足分の睡眠も日中になんとか確保し、夜はついつい夜更かしをしてしまい気付いたら日付けが変わっていた。
こりゃいかんと急いで睡眠薬を服用し寝た、までは良かったのだが…。
夜中2時。寝付いてまだ1時間半くらいしか経ってない頃、いきなり我が愛しの坊ちゃん(ミニチュアダックス17歳♂)に顔を激しく舐められる事態に。
『うわっ!なにごと!?』
思わずそう発しガバッと起きると暗がりの中、坊ちゃんが私の顔を凝視していた。
目を爛々と輝かせて。
何か訴えたいことがあるのはひと目で分かるが、如何せん、まだまだ眠くて、寝る位置と体勢を少し変えて再度目を閉じた。
勿論、軽く坊ちゃんの頭を撫でてやることを忘れずに。
しかし今回の坊ちゃんはひと味もふた味も違った。
目を閉じた私の顔を再度ベロベロ舐めてくる。堪らずまた起きる。また目を閉じる、また舐めてくる、の攻防の始まりだった。
『どしたん?ん?まだこんな時間だし(2時半)良い子だから寝ようね?』
再度撫でてやるも何か不満そう。そこでピンときた。
こういう時の坊ちゃんは、どこでもない、私が寝ているその場所に寝たいのだ。
自分の寝ている場所が何故か急に不満になり、私が寝ている場所で寝たがる傾向にある坊ちゃん。
私の身体を少しずらしてそのスペースを空けてやるも、それでは不満とばかりにまたベロベロと舐めてくる。
そんな攻防を幾度となく繰り返し、でも、私もまだ眠いので寝たフリ→そのうちウトウト→再度ベロベロ→寝たフリ→以下ループ。
その間、私はベッドの上をゴロンゴロン転がり、坊ちゃんにそのスペースを譲るも最後まで満足しなかった坊ちゃんなのであった。
仕方なく起きたのは4時半。合計3時間も眠れただろうか?
相変わらず坊ちゃんが舐めてこようとするのでそれを上手く交わしやっと坊ちゃんにベッド全てを譲った。
すると坊ちゃん、それでいいんだと言わんばかりに私が寝ていた場所でスヤスヤ寝だした。
ベッドの中央にデデーンと居座って。
はいはい、そこで寝たかったのね。それはすまなかったよ。堪忍しておくれ。
私はといえばめちゃくちゃ寝不足で頭がガンガン。
そして待っていたのはビリッビリ電流レベルMAXだ。
寝不足だとどうしても酷くなる。
でもいいんだ。坊ちゃんがそれで満足するなら。
また今日も昼間は昼寝しないともたないだろうけど、そうやって昼間に寝て夜中に備えればいい。
しかし坊ちゃんの寝顔や寝姿はいつ見ても可愛い。いつまでも眺めていたい。
電流痛さえなければ。
これが私との攻防を終えた末に坊ちゃんが勝ち取った寝る位置w
少し見づらいけど私の枕の端っこに頭をちょこんと乗せて寝ている。