昼寝から起きて暫くは痛みは穏やかだった。しかし夕方の定時薬服用時間が近づくにつれまたもや痛みが再燃してしまった。
昨日に引き続きまたか…項垂れるしかなく、とりあえずは定時薬を服用して様子見していた。だがこの様子見が命取りになった。
気付けば叫んでいた。痛い~!痛いよ~!痛い~!
息が上手く吸えなくてハァハァだ。思わず息を止めてしまう悪い癖がここで出てしまった。
今日の痛みは脚から腰、背中にかけて。下から上へと移動した痛みなのか、背中の痛みは途中までだ。
気を紛らす為にスマホを弄る。でも頭に何も入ってこない。痛い痛い、痛すぎる、頭の中はその言葉のループだった。
様子見しなくてもここまで痛いなら迷わずモルヒネ錠を服用すれば良かったのに、昨日の主治医とのやり取りが思い出される。
私は既に乱用の域に入ってると判断されてる、依存している、モルヒネ錠に頼りきっている、そう思われているんだろう。実際そうだと思う。
だから昨日は処方無しの残薬が10錠になったら連絡くれ、だと…。
この病気の厄介なところは、脳が痛みをどんどん学習してしまうこと(らしい)。だから早期発見&早期治療が望ましく、初期の段階で脳が痛みを記憶する前に徹底的に遮断するのが良いとされている(らしい)。
そんな事が出来るのは金持ちの一部だ。ましてや早期発見なんてまずない。未だに医者の中にはこの病気に否定的な人もいるくらいだから。
厳選された医者に早期にかかれる一部の金持ちだけは治るのかもしれないね。もちろん、治療の殆どが保険が効かない自己負担だものね。
そんな事はどうでもよくて、既に叫ぶほどに痛いんだから様子見なんて悠長な事をしている場合ではなかった。今回は判断を誤った。
泣き喚きながらモルヒネ錠を口にする。喉や口はカラカラに乾いていた。水をガブガブ飲む。
服用して1時間経過、やっと何とか動ける程度に痛みレベルが低下した。しかし劇的とは程遠く、叫びはしないものの少し動いただけでもうダメで。
仕方なくまたモルヒネ錠を服用する。他にもう服用出来る薬がないから仕方ない。でもまた殆ど効き目がない。
また1時間経過してから服用する。乱用と言われようが依存と言われようが知ったこっちゃない。
3回目の服用から間もなく1時間経過するがまだ痛みレベルは下がらない。何も変わらない。
完全にお手上げ状態に陥った…。