同居人が来てからこの言葉を使う機会が増えた。幼い頃は当たり前のように口から出ていた言葉だ。
大人になり一人暮らしを始めてから言う機会はなくなった。
結婚してからも旦那とはすれ違う生活の為に、毎日毎日この言葉を使うという事はまずない。
同居人が今週始めから仕事を始めた。朝は『いってらっしゃい。気を付けてね』と見送る。帰宅後は『お帰りなさい。お疲れ様でした』って出迎える。
言うほうも言われるほうも気分が良いのはいうまでもない。行ってらっしゃいを言うほうは寂しいかな(笑)
私は大人になってから出迎えられた経験が記憶にない。見送られた経験も然り。
いつも誰もいないお家に帰り真っ暗な部屋に入っていた。
夏は暑く、冬は寒い。侘しいし寂しい………。
同居人が言う。
『こんなにもお家に帰って快適で楽しいなんて初めて♪お家が恋しい、早く帰りたいと思ったよ。飼い犬やよあさんにもっと早く出会いたかったよ♪』
…なんて言えばいいか…何とも言えない気持ちになった(´∇`)
同居人は親が忙しい人だったらしく、晩御飯の用意は中学生の頃から自分でしてたと。
勿論、出迎えてくれる家族は誰もおらず、その生活は高校生まで続いたそうな。
それに比べたら私は恵まれていた。出迎えてくれる家族(自営業の母親)がいた。
社会人になり一人暮らしを始めて自由を手に入れた代わりに、寂しさも手に入れたんだよね。
その寂しさに慣れていると自分に言い聞かせていた私。
慣れるワケがないんだよね。ホントは寂しいんだよね…(涙)
同居人は、本当はゴールデンウィーク後くらいから一人暮らしをする予定でいた。
でも私がまた寂しくなって心にポッカリと穴が空き、病気が悪化するかも…っていう理由と、私も同居人も寂しいって気持ちが強いから、それに同居人が本当に一人暮らしが出来る心境に達するまで我が家にいる事になった。
うれぴー(≧∇≦)
こうなったら嫁にやらんぞ(笑)
お家を最高に快適にしてやるわい(o≧▽゜)o毎日ご馳走を用意して待ってるわい(≧∇≦)
…いやいや、それじゃあダメだよね(涙)
同居人の見送りと旦那の送迎が終わると、私はやる事がなくなる(涙)
今日は晩御飯の買い出しがあったが、そんなもん、すぐに終わってしまった(涙)
他に用事がない(涙)(涙)(涙)
それでも、夜には同居人が帰ってきてくれて、晩御飯を美味しい美味しいと平らげてくれるから、その姿を想像してニヤニヤしてる自分がいる←気持ち悪いかも(笑)
ではまた。