2024年3月、陽子さんのインスタより

 

 

ーーついにシーナ&ロケッツの#1が、鮎川誠の原盤にて自身のレーベルから1979年の発売と同じ日3月25日に出ます。
レモンティ、涙のハイウェイ、ビールスカプセル、名盤とされたこのシナロケの最初の大切なアルバムです。

実は# 1は最初のエルボンレコードから発売以降、盗まれ他から無断で販売されていました。ファンも誰も知らなかったことですが、シーナと鮎川はずっと悔しい思いでした。それを自身の手に取り戻したいと鮎川誠は願っていました。本当の選曲、本当の監修のもとでリリースしたいと。
その願いが今叶った

そして今回特別版には、鮎川誠がずっと大切にしていた宝物のような音源が入っています。
レモンティーのMONOや、YMOとのライブ音源ソリッドステートサバイバーも。
それからこれも。
父が書いたメッセージです
「これは3000枚の初回プレスでこの世から消えてしまったエルボン・レコードで録音して発表した俺とシーナのファースト・アルバムです...」ーー

 

ファーストの音源て盗まれてたんだ!ぜんぜん知らんかった!

 

 

ーーシーナ&ロケッツ #1と#1monoと御法度盤をCDで発売します。これは3000枚の初回プレスでこの世から消えてしまったエルボン・レコードで録音して発表した俺とシーナのファースト・アルバムです。長らく今日に至るまで原盤の所在が不明なままですが、2年前にシーナの生家の引き出しから、最初のテスト盤とラジオ用にモノミックスした、セカンド・マスターテープが出てきました。そして鮎川誠の”素晴らしきロックの世界” 御法度盤。鮎川の秘蔵のコレクションから発掘されたアルファレコード時代の貴重で驚きのスタジオ・アウトテイクとライブです。


ロケットのように突然発射されたロック、発射予定日が急遽一か月延期されて発売は1979年(昭和54年)3月25日、制作チームがとんずらしてしまい発売中止の一歩前だったが、注文が大量に来ていたので、それで初回分だけプレスされた幻の作品です。ボニーとクライドは魔法のサウンドだ。シーナの声で消えてゆくと、「I LOVE YOU!」 鮎川誠(2023/1/26)ーー

 

うわまじか。なんとこれ、3日前のメッセージということでしょうか

 

最後のメッセージ ”ボニーとクライドは魔法のサウンドだ。シーナの声で消えてゆくと、「I LOVE YOU!」” 

初めは意味がよくわからなかったんですけど、いままでずっと聞いていた#1はボニーとクライドの次はNONONOでその次がアイラブユーだったのですが、原盤の#1はボニーとクライドはシーナのデッドエンドストリート、、でフェイドアウトして次の曲がアイラブユーだったんですね 

 

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#1 Special Edition ※初回限定パッケージ
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SHEENA & THE ROKKETS #1 (通常盤CD)
収録曲:

1.夢見るラグドール
2.レモンティー
3.涙のハイウェイ
4.恋のダイアモンドリング
5.ボニーとクライドのバラード
6.アイラブユー
7.シュガリー
8.トレイントレイン
9.ブルースの気分
10.ブーンブーン
11.ビールスカプセル
12.400円のロック
13.カモン
+BONUS Tracks
14.涙のハイウェイ(Single)
15.恋はノーノーノー(Single)

 

いまはA面もB面もない時代ですけれどやっぱりプロの作るアルバムは一冊の本で曲順はものがたりなんスすね 鮎川さんの念願叶ったとかそのへんはどうでもいいんですけど、なくなる間際の間際のこのアルバムへのメッセージが ”原盤のボニーとクライドからのアイラブユーの流れんとこ、きいた?あれほんと奇跡だから!きいた?まだ?きいて!ぜったいきいて!!” ってあのなに喋ってんのかよくわからない調子でまくし立てているようで、俺はすこし、笑った