ザ・ノンフィクション、 2013年5月19日(日)、『オカン、ごめんな。京 涙の修業物語』

ーーー京都の料亭・菊乃井のオーナー、料理人・料理関係者はミシュランガイドで4年連続の3星を獲得していて、そんな料理人を目指し20歳の青年が母親の元を離れて修行をしたーーー

老舗の名店で修行をする高卒の話。
学生の時は料理が上手でなにかしらの賞をとったとか。

でも、うまくいかなくて、最後はやめてく。
想いが足りないと言われ 情熱が足りないと言われ。

あれやらせてもダメ。これやらせてもダメ。人間関係もダメ。

仲間に疎まれ、後輩に抜かされ。

ほんのひとにぎりの人だけが成功する世界だものな

厳しい世界だ


番組後半で、やめて故郷に帰ってきて、お母ちゃんとサシで話をするシーンがあった

お母ちゃんは、あんたの人生なんだから。新しいところでしっかりやんなよ。

みたいなことを言ってたかな

で、そんときのこいつの顔。

真っ直ぐに母親を見てた。

真っ赤にはらした眼と、真っ赤っ赤の鼻で。

何にも言わないで。わんわん泣くわけでもなくて。

真っ直ぐにしっかりと母親の目を見てた。

ぐっときたな。思わず、がんばれ!って、声がでちゃったよ。


うまく転がらないときは転がらないもんで。

さがしものは、さがしてるときほど見つからないもんで。

100満点の99点とっても、とれなかった1点だけをみんなに見られて。

伝えたくても、言いたくても、最初のひとことが、でてこなくて。
 

人を裏切ったり、ウソをついたり。そういった失敗でなければ、

時が経てば笑い話になるってのは本当だと思う
つらい思いをしたことや、どでかい失敗をしでかしたことは
時が経てば眩しいほどにその人の魅力になる、勲章になる、これも本当だと思う
俺も大きな失敗して、始末書書いたり、減俸になったことあるよ
大人のくせに、ねしょんべんするほどビビった失敗もある
後輩に、そんなんでこれからどうすんですか言われたこともある
つらかったー 今でもくやしいわー
でも、眼をはらしても、鼻真っ赤にしても、
安く涙見せねぇで、せめて、おてんとさまだけには正々堂々と、
真っ直ぐに前向くことしかできねんだよな

やめちゃった彼、ダメなやつだなぁって思うよ
でも、真っ直ぐで、不器用で、愛おしいなぁ、って思う
心底本当に見せたくない自分の弱みを、さらけ出せることは
すごく、格好いいなぁ、と思う
羨ましいなぁ、って思う