前回の投稿から間が開いてしまいましたが、第1話を終えました。

 

今回は後半からインタラクティブ・ムービーが入ります。

 

マリアの変貌ぶりに驚いた高野に、本田から電話がかかってきます。

本田と話したことで彼女の記憶について、どのように探ればいいのかわかった高野はカウンセリングを再開します。

 

きっかけは、花瓶に生けてあった赤いバラではないかと。

マリアによれば、赤いバラは、マリアの母が大好きだった花で、毎年父が大きな花束をプレゼントしていたそうです。

両親のことについて質問しますが、途中でマリアの頭が痛くなり、カウンセリングを終わります。

 

その夜、また問題が起こります。

 

 

 

マリアの部屋で男の声を聴いた看護婦が注意しようとしたら、そこには男のような態度をしたマリアがいたというのです。

朝にその報告を聞いた高野は本田に電話で相談します。

本田は、高野にマリアの状態についていくつか質問します。

 

「うつ状態になったりしないか」「突然の頭痛はあるか」「幻聴を聞いたことがあるか」「幼児期に衝撃的な体験をしたか」

 

総合的に見て多重人格症の可能性が高いことを本田は告げます。多重人格という診断に対して慎重な高野ですが、とにかく彼女には自分の助けが必要なのだと再認識します。

 

 

高野のパソコンに本田から多重人格症に関する電子メールが届きます。

そのレポートには、過去に限度を超えるような衝撃的な経験をした場合、そのことを解決するため、個人の中に別の人格が生まれ、いくつかに分かれていく病気、とありました。

それを読んで、高野はマリアにとってのつらい体験について考えます。

 

マリアへのカウンセリングが始まり、カウンセリングで高野はマリアの家族についていろいろな話を聞きます。

その夜、マリアが彼女を呼ぶ声に導かれるように病院から脱走。

 

 

翌日、看護婦から知らされた高野はそのことを内密にするようにいい、マリアを探すことにします。

 

そこに、初老の刑事が訪ねてきます。

 

 

刑事は定年になる前に、犯人が捕まらず心残りになっているマリアの両親が殺された事件を調べているといいます。

その話の中でマリアが目の前で両親が殺されるというショッキングな出来事を体験しているのを知り高野は驚きます。

また、幼いマリアが2人組の犯人を目撃していたが、容疑者を特定するまではいかなかったこともわかります。

 

 

ここでこの刑事にマリアの失そうについて話すかどうかの選択肢が出てくるのですが、話さないを選ぶとマリアの家に行くことになります

 

 

ここからCGで描かれた家の中を探索する3Dアドベンチャー(イントラクティブ・ムービー画面)に移行します。

これまでのテキスト画面と違って、いろいろな場所を自由に探ることができるので楽しいです。

文字だけでは伝えにくいですが、視点は「Dの食卓」で階段がきしむ音は初期のバイオを彷彿とさせます。

 

ただ視点がフワフワ動くので酔いやすいです。

 

部屋を一通り見て回るだけだろうと思っていたんですが、手掛かりを見つけないと家から出られません。
マリアのいる場所の特定につながる手掛かりを探します。

 

 

謎を解くカギとなるのがジグソーパズルです。

家の中でいろいろな場所を調べていると、絵はがきの切れ端が手に入るのですが、それがパズルになっていて、そのかけらを集めてすべてはめこめばパズルが完成します。

 

口で言うのは簡単だけど、やってみると難しい!!

 

 

ピースをうまく繋ぎ合わせるには、どうすればいいんだろうと、結構頭をひねりました。

(しかし、器用にちぎったものだ...)


また、このゲームは各話の終わりにしかセーブできないので、途中で切ると、また最初からやることになってしまいます。

ここまできてまたやり直すのは嫌なので、時間はかかりましたが、なんとか完成させました。(ふぅ......)

 

苦心の末、完成した絵がこちら

 

 

ちぎれた絵はがきからマリアのいる場所を知った高野は墓地へ行きます。

 

マリアは墓の前でバラを持ったまま倒れていました。

 

 

命日のお墓参りだったのですね。

駆けつける高野に彼女は「誰かが殺しに来る」と告げ気を失います。