これは、カムフロムの日本版を心に永遠に留めておきたく、台本的な感じで書き留めたものです。


大好きな大好きな、とても大切なことを学んだこのCOME FROM AWAY.


もちろん形に残さずとも心にはずっと残り続ける‥でも、言葉が書き留めてあると、覚えている記憶を呼び起こすのが私は簡単になる。ので、それぞれの物語の言葉や歌詞を覚えている限りかいておきます。


※なんとなくの記憶です✈️

※台本だけのつもりが、想いが溢れてところどころに心の声が漏れています🌍


Welcome to the rock!は稽古場映像があるので、その次から‥



【①ガンダーの日常〜乗客を迎えるための準備のシーン編】


Welcome to the rock!!!


✈️M2 Diverted


☆ペプシ

町長「ガンダーはこのティム・バートンで始まる。全てはここで始まり、ここで終わる。」

「おはよ」

ダグ「ガース、ドワイトンおはよ~ペプシ!」

ドワイト「今日のニュースは?ストは続行中?」

ガース「ああ我々は交渉には応じるよ」

町長「ああ我々も交渉には応じるよ!」

ドワイトン「空港は取り壊しになったか?」

町長「今日じゃない」

ダグ「宝くじで当たったらしい!!」?


ジャニス「すみません!町長さんはいますか!町長さんを探していて」

ジャニス「ジャニス・モシャーです、新人です、リポーターとしてもこの島にくるのも初めてです」

町長「どちらから?」

ジャニス「モルトンバス(?)、あっですから私が信号を無視してしまっても多めにみてください、信号なんてないところからきたものですから」

町長「よろしくジャニス」

ジャニス、ジャニス、…


町長「街のことについては、いまは走ってくるあの巡査のオズ・ファッジに聞くと言い、この島のことならなんでも知ってる」

オズが走ってきて

オズ「クリスタル、ラジオのボリュームあげて、ダグ急いで管制室へいけ」


☆管制塔

ダグ「管制室にいくと、普段は2人なのにすでに14人も人がいた。みんな知らせを聞いて、駆け付けたんだ」

管制官「こちらー」

「これは訓練ではありません」

「VIPが乗っていることは知っています、知っていますが、これは命令なんです」

「乗客にはなんて伝えますか」


ポンポン


☆機内

CA「この便はガンダーに臨時着陸します。航空業界なら誰も知ってるわ、ガンダーに着陸するってことは、緊急事態だってこと、乗客がパニックをおこさないようにしろって言われた。」


「シートベルトをしっかりおしめください、読書灯をつきますと読書ランプが点灯します、でも客室乗務員呼び出しボタンをお押しになっても、乗務員のハートに火はつきません!」


乗客たち

ダイアン「何か機材トラブルかと思って、窓の外を見たけれど何も見えなかった」

ニック「だからいったんだ、出張に行きたくないって。でも会議があるから行く」

ボブ「父さんがいつも言うんだ、ボブ落ち着けって、でも客室乗務員が木の葉みたいに震えてる、だから俺が怖がるのも当然だろ」

ハンナ「だから言ったのよ、いかないって。でも息子が進めるからきたの、帰ったらいってやるわ、だからいかなかったのよって。」


ケビン「突然ガクンと下降。飛行機によくのっているからこれが普通じゃないことくらいわかる。見えるのは、木々と岩…そして何もなし」


ここの言い方がとても好きだった、「ガクンと下降!」が強くて、とても怖かった、本当に飛行機にのっていて、下降した窓の外、そこにはグレーがかった見知らぬ街…

「何もなし」が放たれた言葉で、飛行機の乗客からしたら見知らぬ街。知っているもの、安心できるものが「何もなし」なのかなと考えたりした。


✈️M3 38 planes


ビバリー「最終着陸でついた時思ったわ、どこに止めればいいの、あたり一面に飛行機がイワシみたいにならんでる、ニューファンドランド中の車がきているみたい」


♪飛行機がくる またくるぞ またくるぞ これで13機目 またくるぞ


ジャニス「これ、ついてますか?」

ここのジャニスのあせり具合、逼迫した感じがとてもよかった。

ジャニス「ジャニス・モシャーです。すでに19機の飛行機がここガンダーに着陸しています、こちらにいるのは」

ボニー「ボニー・ハリスです。普段は3機くらいの飛行機しかいないのに、今日はその3倍以上の飛行機がきています、エンジンのにおいやひどいガスのにおいです。騒音もします。」このボニーの言葉で本当ににそのにおいを感じる気になる

オズ「ありゃあジャンボだ…なんてこった200人いや300人はのってるぞ…それが〇機…てことは」「くそやべえ」


☆ガンダー町議会

ドワイト「着陸した5機から応答がない」

アネット「この街の全てを使っても、乗客をとめる場所がない」

オズ「それと離陸のときにはまっさきにカリフォルニ行きの便を離陸するようにって。」

ダグ「許可がおりたら」

町長「なんで!」

オズ「難病の子供たちがディズニーランドに向かっているそうだ。」


「運ぶには交通手段がいるわ」

クリスタル「運ぶにはバスが必要だけど、ガースのとこのバスはまだストライキ中で、バスがなければ何もできない」

ガース「俺の方を見ていうな」


でも、ここのシーン、自分のバスの話題になった時からずっとガースはなんだかいずらそうで、元気がなくって…ストライキは必要だけど、初めから何かできることはしたいなって気持ちが無意識にあるのかななんて思った。


町長「こんな奴らくたばっちまえ!」「ああこれはオフレコで」

ビバリー「応答無しの5機だけど、爆破の恐れがあるそうよ」

町長「カナダ騎馬警察に対処してもらおう」

ダグ「なんでこんなところに乗客を送ってきたんだ!もっとオタワとかトロントとかあるだろう!」

町長「もし!万一があっても、被害が少なくて済むからだ」

ここの間が好き…みんなそういうことかって少し落ち込む…


町長「よし!ジャニス・モシャー。お前さんのかく記事のネタだ!ガンダー町議会は非常事態を宣言する!」


ここ、机に強くこぶしを両手でぶつけていてその力強さに、自分たちがその観点でなった運命を憎むのではなく、ここからやっていくぞという、町長の強い意思を感じた。


✈️M4 Blankets and Bedding 


ジャニス「午前11時53分。火曜日!2001年9月11日。ガンダー町議会は非常事態宣言しました。数えきれないくらいのお客様が今にも到着しますので、街は助けを求めています、皆さん、何でも自分ができることを」


このジャニスの最後な言葉が大好きなんです。


♪クリスタルニュース見た

♪他に何が必要?

♪もうニュース見れない

♪何かしなちゃ やらなきゃ あの場面― もうニュース見れない

激しい嵐が 激しい嵐を超えて ここまで来た人に!

ビューラ「できるのは!」


オズ「店に必要なものを買いに行くと、店主が必要なものはなんでももってっていいといった。歯ブラシ――。そして、学校に帰るとビューラが」

ビューラ「飛行機には赤ちゃんもいるかもなあ」

オズ「で、俺がショッパーズにいって赤ちゃん用のおむつを買ってきた。で帰るとアネットが」

アネット「赤ちゃんはお腹が空いてるかもしれないな」

オズ「で、俺がショッパーズに赤ちゃん用ミルクを買いに行った、で、学校に戻るとビューラが」

ビューラ「ねえ飛行機には出産可能な年齢の女性がたくさんいるかもしれないわよねえ」

オズ「ええ」

ビューラ「で、私がショッパーズにいって、大量の生理用ナフキンを手に入れてきた」


ジャニス「バプティスト教会では信者席を動かす手伝いが必要です。ドクターおブリトンの薬局では、どんな処方箋にも対応しています。あっそれとライオンズクラブではトイレットペーパーを求めています、余っていれば」


♪薬 ―

♪一人思いめぐらすより ―

♪あとどれくらい必要?

♪どれほどの食糧とどれほどの寝る場所がいつまでに必要なのか

♪せめて空よ晴れていて

♪激しい嵐を 超えて ここまで来た人に

アネット「間にあうかな?」

ビューラ「合わせるしかないでしょ?」


ここ自分たちの本当に見知らぬ人…その人たちのためにやったことのないことをやる。大変な準備を、それもこの島のチームワークだからこそできたのかなって。誰も受け入れること、そして準備をすることに対してネガティブな気持ちをもっていない、今できること=準備だからやっていくだけ。ここのみんなの来る人のことを思っての準備の熱量に感動する。


いったんここまで!
こんな感じでstop the worldまでかいてたら、少し寂しさが落ち着いてきた☺️
本当に大好きな作品。